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2012年11月24日

どんな困難にあっても・・・。(南京大学生・報告会)

DSC03536今日、私の友人 趙 丹寧さんから1通のメールが届きました。

彼女は文京区在住中国人で、日中の市民レベルでの交流の礎を築くべく日々活動されています。

今年の7月18日には南京市22名の大学生の日本および文京区訪問をコーディネート、私も区役所にて意見交換をさせてもらいました。

  7月18日 まさし日記 → ttp://www.masashi-net.jp/diary/2012/07/post_2829.html

今日のメールの内容は、彼らのこの夏の日本訪問についての「報告会」について。

何よりも嬉しかったのは、日中関係は悪化の一途を辿っているものの、彼・彼女らの日本に対する印象や感想はあの頃と全く変わっていないようで・・・むしろ、今後 より一層両国友好のために何かをしていきたいという 思いを強めた人が圧倒的であったとの事。

そんな報告を聞き、私自身も彼らと出会えたことを本当に良かったなぁ・・・と感銘しているところです。

また時を同じくして、日本では隣国中国や韓国との「領土問題」が選挙の争点になっています。

各党がその政策をさかんにアピールしているところですが、自由民主党の政権公約に掲げられた「国防軍の創設」や日本維新の会石原代表が核保有シュミレーションの必要性について言及したことには、私自身 強い違和感をおぼえます。

私も人一倍の愛国心や愛郷心は持っていますが、「売られたケンカ即刻買ってやる」的発想は問題を余計こじらせるばかりだと思います。

まさに、こういうときにこそ冷静にかつ腰を据えて事にあたることが重要ではないでしょうか・・・?

その意味では「売られたケンカを安易に買わない。 感情的になって同じ土俵に乗らない」そんな面持ちで対処し、あくまでも隣国同士としての友好と発展を何よりも最優先に考えていくことが、今 求められているのだと思います。

写真はこの夏、彼らとともにシビック1階ホール前にて撮ったもの。

どんな困難にあっても、市民レベルでの日中交流を進めるべく 彼らには、今後も良識あるそして勇気ある行動をしてくれるものと心から期待したいをしています。

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