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2006年02月のバックナンバー

2006年02月01日

よしもとに感謝。(相互リンクをはってくれました。)

 中学校時代のクラスメートだった「よしもと」・・・今は日本を代表する小説家になった 「よしもとばなな」さんですが、彼女が公式サイト上にmasashi-netのリンクをはってくれました。

 彼女とは3年程前に八中の同窓会で会ったきりでしたが、1週間ぐらい前にメールにてコンタクト。 masashi-net上に彼女のサイトをリンクさせてもらうだけでよかったんですが、数日前「まさし日記」の読書から、 彼女が相互リンクをはってくれた事を知らされビックリ。

 心から感謝です。ありがとう。

 彼女とは同じクラスでした。彼女の席が私のすぐ後ろだったこともあります。(なんでこんなこと覚えてるんだろう・・?) とにかく明るくて楽しい奴だった。
成績も優秀だったんだろうけど、そういう素振りをみせたことがないのがまた彼女らしかったですね。

 あんな昔のことなのに、今でもあの頃のことを克明に思い出します。現在私が母校の真隣りに住んでいるからでしょうか・・・?

 高校受験・部活動・初恋・・・そして私は中学3年の時に父をガンで亡くしました。 当時はたいへんだったけど今となっては尊い経験でした。

 とにかくみんな「喜びやら悲しみやらそして悩みやら・・・いろんなことを抱えながら、そしてそれに気づくまもなくただ突っ走った・・ ・。」そんな時代だったように思います。

 そんな時に一緒に学び・歩んだ「友」が今はこんなにも有名になって多くの人たちに愛される作家になったことをすごく嬉しく思うし、 私自身も誇りに思います。

 彼女も故郷のことがちょっと気になるようです。たまにはこの「まさし日記」をのぞいてくれることでしょう・・・。

 「よしもと ありがとう!!」あらためて感謝です。

 (写真は「デッドエンドの思い出」 よしもとばなな著)
 
 よしもとばなな公式サイト URL://www.yoshimotobanana.com/

2006年02月02日

KKR目白台運動場を視察。

 目白台にあるKKR(国家公務員共済組合)運動場を文京区が取得することが、 現実味を帯びてきました。

 今日は区議会議員全員で現地を視察。

 敷地面積は3ヘクタール。総合グランド(野球場2面分)、テニスコート7面、クラブハウスが現在配置されています。隣接する国有地 (旧田中邸の一部)も同時に文京区が取得する予定で、あわせて総合グランドと都市公園を兼ね備えた「区民の憩いの場」を整備する予定です。

 所得費用は140億円とも言われていますが、 国や都の交付金や現在区が所有する柏総合グランドの売却なども視野に入れれば資金調達も可能ですし、 今日の視察でもほぼ全議員が取得に前向きな姿勢だと感じられました。

2006年02月03日

プレス発表。(18年度文京区予算案)

 昨日、文京区の18年度予算案がプレス発表。今朝の新聞各紙でも報道されました。

 区議会には、 昨日の議会運営委員会で説明があり3月10日から始まる予算審査特別委員会で18年度予算案が審議されることになっています。

 18年度予算案の主な概要は以下の通り
予算規模 一般会計733億6400万円(前年度比21.3%の増)。 大幅に規模が大きくなっているのは目白台KKR運動場取得費や減税補てん債一括償還費が含まれているためで、それを除くと前年度比2.2% になります。

新規事業 子育て支援券の発行。(小学6年生までの子育て世帯に一人あたり5000円の金券を支給。)、目白台KKR運動場の整備、 コミュニティバス調査費、幼保一元施設運営費(柳町子どもの森)等。

 18年度予算案は予算審査特別委員会での審議を経て、3月27日の本会議にて採決される予定です。

2006年02月04日

違反発覚!!(東横イン文京区役所前81)

 昨今世間を騒がしている「東横イン」。
我が文京区内にある「東横イン文京区役所前81」(写真)でも建築基準法違反が発覚しました。

 違反の内容は報道されている他の施設と同様で、①駐車場6台分のうち屋内4台分を検査後に事務所に改築。(容積率オーバー) ②1階にあった障害者用客室をやはり事務所・パントリーに改築。

 全く呆れた話しです。

 看板には「東横イン文京区役所前81」の文字。81の意味は81店目ということでしょうか・・・? 系列ホテルは120店舗あるそうですが、今日現在63棟中30棟で何らかの違反が発覚したと聞いています。

 事件はいったいどこまで広がっていくのでしょうか?由々しき事態です。

 文京区では早速「東横イン」側と協議、 早急に事務所を駐車場に戻すとともに障害者用客室を設置することに東横イン側も合意したとのことです。

2006年02月05日

引越しです。(神輿蔵を新調)

 根津神社の三百年祭(本年)にあわせて氏子町会の神輿蔵が新調されました。 今日は根津藍染町会の引越し作業が行われ、私もお手伝いです。

 スペースが限られている上、神輿ばかりでなく山車(だし)や神酒所で使う備品なども収納するため、 入れ方やスペースの使い方にも知恵がいります。

 それでも以前の蔵に比べれば格段の広さです。余裕ですべての備品を収納できました。

 ちなみに根津神社の三百年祭は本年9月です。地元では今年最大のイベントになること間違いなしです!

2006年02月06日

議員研修会を開催。(議会活性化計画のひとつです。)

 10:00 文京区議会全議員の出席の下、「議員研修会」 が区議会第1委員会室で開催されました。

 議員研修会の開催はこれまで進めてきた「議会の活性化計画」の中のテーマのひとつ。 議会全体のボトムアップと議員の資質の向上を図るために計画されたもので、 これらが実現したことによりまた一歩文京区議会の活性化が進展したといえましょう。

 今日は区と共催「管理職研修」も兼ねての開催ということで会場は満席となりました。(約70名ほどの出席)

 今回の研修会テーマは「今後の23区特別区のあり方」について。講師は首都大学東京都市教養学部 大杉 覚 教授にお願いしました。

 23区の特別区のあり方、 ことに23区の再編や区域の見直しなどは今後切実な課題のひとつとして私達も調査研究していかねばなりません。

 特別区制度調査会や東京自治制度懇談会の委員として活躍される大杉教授から現状での問題点などお話しを伺え、 貴重な研修会となりました。

2006年02月07日

KKR運動場・都市公園へ(文京区都市計画審議会)

 14:00 文京区都市計画審議会が開催。(写真)私も審議の様子を傍聴しました。

 文京区都市計画審議会は学識経験者や公益代表・公募区民などで構成される区長の諮問機関(会長 戸沼幸市 早稲田大学名誉教授)で、 文京区が都市計画決定などをする際に必ず意見を聞かなければならない機関です。

 今日の審議案件は「都市計画公園の追加」。文京区が取得を予定している「KKR目白台運動場」 を都市公園として新たに整備することについてです。

 都市公園として計画決定できれば、同運動場の取得にあたり国や東京都の補助金・交付金が受けられることになっています。 そのため何としてでもこの審議会で了承を得なければなりません。

 審議の経過を見ていても、全委員が都市公園としての整備に賛成。極めてスムーズに了承が得られました。

 140億円にも上る大変高い買い物ですが、区民の期待が大きいことが伺えます。

2006年02月08日

環状3号線 都有地その後。(しのばず通りから・・・)

 以前この日記でもご紹介した、しのばず通り沿いにある東京都の所有地。
環状3号線のための用地で、ずっと空き地のまま放置されていました。昨年地元町会などの防災倉庫や資材置き場に貸与してもらえないか? との地域の強い要望を受け、私もずっと東京都や文京区との折衝を続けてきました。

 昨年暮れにようやく協議が整い、地元根津七ヶ町連合会に貸与が決定。

 現在は写真のように八重垣町会の防災用の資材置き場として生まれ変わりました。

 根津地域は都内でも大地震による被害は甚大と予測される地区。こうした場所の確保は必須です。もっと早くに対処すべきでした・・・。

2006年02月09日

「ゆとり」 から 「言葉の力」へ。(ちょっと長くなりますが・・・)

 新年一月各地で行われた新年会。 会場で同席した中山よしかつ前代議士が挨拶でマイクを持つたびに引用・絶賛する一冊の本。それが「国家の品格」(新潮新書・ 藤原正彦著)。(写真)

 ベストセラーにもなっているということで、私もどんなものかと読んでみました。

 感想を率直に述べるならば「深く共感、賛同の意」の一言に尽きました。

以来、著者の藤原正彦氏に魅せられ・・・昨日は、たまたま書店で目にした同氏の作品第2弾「祖国とは国語」(写真)を早速買って、 2日間で一気に読み終えました。

 著者藤原正彦氏は国際的な数学者でありエッセイスト、作家新田次郎氏のご子息でもあります。学問・ 科学そして日本の伝統と文化をこよなく愛する気持ちから、自らがつづる言葉に「この日本をなんとかよくしていこう」 という強い志があふれでています。

 ベストセラーとなった「国家の品格」では日本の再生を図るには、自国の伝統や文化また美意識(美しい情緒と記されています) を再認識するとともに、「武士道」という日本古来の行動基準を再興することが不可欠と語られています。そしてそのために「国語を大事にする」 ということを教育の中軸にすべきと強く主張。

 作品第2弾「祖国と国語」の中でもその思いはぶれることなく こう論じられています。
○国家の浮沈は小学校における国語教育にかかっている。
○国語の語彙は思考であり情緒なのである。
○論理を育てるには数学より道筋を立てて表現する技術の習得が大切。これは国語教育や読書を通じて学ぶのがよい。
○脳の9割を利害得失(損得)で占めるのはやむを得ないとして、残りの1割の内容で人間としてのスケールが決まる。 ここを美しい情緒でうめるのである。

 これが実に数学家にして異国での生活が長かった人の言葉かと思うと逆に説得力を感じます。

 偶然にして今朝の新聞では文部科学省が「学習指導要領を今後全面改定する」との記事が各紙一面で報じられました。
これまでの「ゆとり教育」を大きく転換し「言葉の力」を柱とした学力・教養向上のための新たな日本の教育の指針が示されたとのこと。 詳細には「言葉は確かな学力を形成するための基盤、と同時に言葉は他者を理解し、自分を表現し、 社会と対話するための手段であり知的活動や感性・情緒の基礎ともなる」こう説明されています。

 まさに藤原氏の主張そのものです。

 話は遡りますが、私が読書に慣れ親しむようになったのは中学から高校生にかけての頃。 特に高校時代は藤原氏の父新田次郎の山岳小説にハマッていました。
その代表作ともいえる「孤高の人」をリュックに詰めて新宿から夜行列車に乗ってスキー合宿へ。
夜明け間近かには目的地である白馬駅へ到着するのですが周囲は真っ暗。
 暗黙なかの銀世界そして沈黙と静寂の空間・・・降り落ちるかすかな雪の音のなかでスキーを担いで歩き踏みしめる自分の一歩一歩の足音を 「孤高の人」の主人公と重ね合わせる自分がいました。

 そんな思い出を今も忘れずにいられるのは・・・これもまた藤原氏の言うところの「美しき情緒の形成」なのかも知れません。

2006年02月11日

唄い手デビュー・・・?(広島酒造唄にチャレンジ)

 17:30 雄声会新年会に出席。

 雄声会は地域の民謡の会でもう10年来のお付き合いです。
昨年の新年会(2005.02.11まさし日記参照)で、「来年の新年会では私も一曲ぐらいは民謡を覚えてご披露したい!」
 そんなお約束をしてから1年。雄声会会主である本秀司先生のもとへ仕事の合間をぬってはお稽古に通い・・・はや1年。

 今日がデビューの日となりました。

 これまで練習してきた「広島酒造唄」という曲にチャレンジです。(写真) 上手に唄えたかといえば、・・・? ですが でも何とか最後までいけました。

 公約が果たせてちょっとホットしています。

2006年02月12日

研修旅行です。(箱根強羅から・・・)

 箱根の区民保養施設「強羅 文の郷」に来ています。

毎年行われている「汐見地区町連の研修会」(1泊2日)です。私は今年が初参加。地元選出の議員を呼ぼうということで私以外にも角野・ 鹿倉両議員が参加しました。

 写真は研修会後に行われた懇親会の様子。前にもこの日記でご紹介しましたが、区民保養施設「ごうら荘」は昨年民営化が実現。 「強羅 文の郷」としてリニューアルされました。また文京区民優先ではありますが空いていれば区民以外の方でも宿泊できるようになりました。

 サービスや食事は以前より良くなったと好評です。

 私も実感してきました。1泊2食で6000円(区民料金)という料金からするならばもちろん Very Goodです!!

2006年02月13日

東海道五十三次ばりのアングルです。(小田原から)

 昨晩は「強羅 文の郷」に一泊。今朝は他の皆さんより一足早く箱根の地を後にしました。

 箱根登山鉄道にて強羅から箱根湯元へ。そこから小田急ロマンスカーで新宿へ向かったのですが、途中車中から望む外の風景(写真)。 遠く山々の後ろにそびえ立つのは・・・そう富士山です。

 安藤広重の「東海道五十三次」に描かれた富士山に劣らぬほどの絶好アングルです。思わずシャッターをきりました。

 標高3776メートル、コニーデ型のその美しい姿は世界に誇れる日本のシンボル。昨年5月には「富士山を世界遺産にする国民会議」 が発足したとのことです。まだ世界遺産になっていなかったんですね、知らなかった。(苦笑)

2006年02月14日

23区の各種調査結果を検証。(議会図書室から)

 議会図書室で各種調査結果の集計表を閲覧しています。(写真)
各種調査結果集計表は今年度23区の各区が行った様々な調査の結果を集約してまとめたもの。

 例えば「自治基本条例」の23区における制定状況は?(豊島区が実施)とか、屋上緑化助成制度の各区の運用状況は?(港区) などなど・・・・。

 調査結果によってテーマ毎の23区の状況が一目瞭然で検証できるので、大変参考になります。また、 23区がこうした調査結果を共有することはとても意義があると思われます。

 ちなみに私は議会運営委員長なので議会に関する調査を念入りに検分。
請願などの取り扱いや委員会運営なども、各区によって微妙に違うのがよくわかります。

2006年02月15日

まどかさんにオファーがありました!(イラストの仕事です。)

 私のバスケ仲間の木村まどかさん(写真左)に、「イラストを描いてほしい」 という仕事が舞い込んできました。

 以前この日記でもご紹介しましたが、彼女は私の後援会機関誌「まさしニュース」でイラストを手がけてくれました。そしてその後、 彼女の評判はうなぎ上りに・・・以来、私もあちこちで彼女のPRをさせてもらっています。

 今回は区内身障者団体から「しおりの挿絵を描いてほしい」との依頼です。今日出来上がりを見せてもらいましたが、 予想通りGOODな出来栄え。

 才能というものは埋もれていては世の中の為になりません。 広く世に出て評価されることが大事です!

 それは本人のためでもあると同時に、世のためでもあるのです。
そうした意味でも彼女の才能は是非とも広く社会に広めていきたいと思ってます。

 お仕事あったらよろしくお願いいたします。

2006年02月17日

区立五中・七中の統合案について。(推進を望む!)

  区立小中学校の将来ビジョン(学校配置の見直しなど)については、この日記でもまた 「まさしニュース」でも度々取り上げ、その推進を主張してきましたが、その最初の具体的計画となる五中・ 七中の統合案が示され論議をよんでいます。

 内容についてはというと・・・五中と七中を統合し、新たに教育センター・新大塚公園の敷地(写真)に新校舎を建設、 平成21年度開校を目指すとのこと。

 同敷地周辺の環境は極めて良好で、御茶ノ水女子大や跡見学園・筑波大附属中・高が隣接するなど区内屈指の文教地区でもあります。 素晴らしい学校ができるものと私も賛成の意を表します。

 保護者説明会などでも概ね理解が得られたとのことですが、地元では一部公園の廃止に反対の方々もいるようです。

 公園の代替地については五中または七中の敷地を代替公園として整備することも検討されるようです。 反対の方々にも理解を得られるよう十分な説明が必要でしょう。いずれにしても、七中が欠学年を抱えているという現状にも鑑み、 速やかに計画が進むよう要望します。

2006年02月18日

春を呼ぶ!(ふれい館まつり 1.オープニング)

 今日・明日の2日間に渡り開催される「ふれあい館まつり」

地域関係者やボランティア団体また、ふれあい館の利用者団体などが協力して運営していく下町のビッグイベントのひとつ。

 オープニングセレモニーは地下ホールで盛大に・・・オンステージのトップを飾ったのは「タヲ太鼓道場」の皆さんによる太鼓の演奏。 ものすごい迫力でした。

合言葉は「弥根千」(ふれあい館まつり 2)

 今回のふれあい館まつりのテーマ・合言葉は「弥根千(やねせん)」。
「やねせん」のやは谷中じゃなくて弥生の「や」です。文京区弥生・根津・千駄木でこのおまつりを盛り上げていこうという趣旨です。

 1階入口で「弥根千きっぷ」をもらって館内を廻ります。

私も同僚である藤野美子議員と一緒に切符をもらってスタートです。

毎年人気の懐かしの写真展。(ふれあい館まつり 3.)

 4階に展示されている「昔なつかしの写真展」。

戦前から昭和にかけての地元根津・千駄木・弥生の街を思い起こす懐かしい写真でいっぱい。毎年すごく人気があります。

 このほかにも、生け花や陶芸の展示・カルタ大会やらお茶会などいろいろやっています。明日のお昼には商店街のサービスで 「味噌おでん・トン汁の接待」もあるようです。

 しのばず通りふれあい館は地下鉄千代田線根津駅下車、徒歩2分。しのばず通りに面していますのですぐわかります。

 下町散策をかねて是非おでかけください!

2006年02月19日

旅行会です。(熱海にいます)

 6:30 熱海にいます。昨日「ふれあい館まつり」に出席した後、根津藍染町の有志による1泊2日の旅行に参加しました。

 先週は箱根で今週は熱海です。私たち政治家にとっては「旅行も仕事の一環」というのが通常ですが、 今日はまったくのプライベートです。

 私の生まれ育った町の人たちとの年に一度のこうした旅行は「癒しやストレス発散のひととき」でもあります・・・ おかげで昨夜は少し飲みすぎたようで、まだぼーっとしています。

 明日から区議会定例会が始まります。

 その前日ひとときの休息を充分堪能せてもらいました。

2006年02月20日

所信表明。(区議会第1回定例会始まる)

 区議会第1回定例会が今日から始まりました。会期は3月27日までの36日間です。

14:00からの本会議においては煙山区長の「所信(施政方針)」が表明されました。その論旨は以下の通り(抜粋骨子要約です。)

 スローガンは「協働・協冶都市 文京の明日を拓く!」来年度も自治基本条例の理念に基づき区政を運営していく。具体的には・・・

1.子供・子育て支援施策を重点的に推進。(子育て支援券発行・陽保一元園開設・小中学校将来ビジョンの策定など)

2.「文京アカデミー構想」で文化・伝統、生涯学習を育む。

3.安全・安心のまちづくりは強化。(国民保護計画・防災対策条例策定、セーフティリホーム事業は対象地区拡大)

4.社会保障制度については国の法制度の改正に対応して新たに展開。(障害者・介護保険計画の改訂、介護予防事業の推進)

5.目白台KKR運動場取得で運動公園の整備と緑地の確保。
などなどです。

 私の主観での骨子抜粋で恐縮ですが「まぁバランスよくまとめたなぁ~」というのが正直な印象です。反面、 自治体運営の根幹をなす歳入においては問題山積。 国の三位一体改革の悪影響や都区間協議の決裂などによる財源不足は今日の所信表明で煙山区長自身も吐露しているように、 区財政の不安定要因となっています。依然として厳しい区政運営を強いられていると言っていいでしょう・・・。

 今後おこなわれる予算審査特別委員会では私たち会派も、 そうした厳しい認識と現実的対応を充分踏まえたうえで来年度も積極的な予算執行がなされるよう、予算審議にあたっていきたいと考えています。

2006年02月21日

保育園の行方・・・?(代表質問から)

 14:00 今日から各会派による代表質問が始まりました。

 私が気になったのは、ある会派による保育園民営化に関する区長への質問。

 保育園の民営化については今から遡ること2年前に、大きな議論となりました。
当時、文京区が発表した「新行革プラン」の中で計画されていた保育園2園の民営化を巡って「保育園父母の会」から「待った!」がかかり、 私達会派にも「慎重な対応要請また、区と父母連の協議の場の設置」を強く求められました。

 当時、私は会派の幹事長という立場であったので何度も彼らと話し合ったことを今も記憶しています。

 そして、彼らの要請を受けて保育園2園の民営化は一時見送り、また6ヶ月間という期限をつけての協議機関の設置を区に要請、 彼らの要望が実現しました。

 あれから2年が経過・・・区と保護者の間で真剣な議論と、 様々なシュミレーションのもと今後の保育園のあり方についての検討が続いていると聞いていました。

 約束の6ヶ月はもうとっくに過ぎており、私も懸念をしていましたがこれまで推移を見守ってきたところです。

 今日の区長の答弁では「昨年12月に日程をとり協議会からの報告書を受け取るはずだったが、未だ提出されていない。 協議会側にどのような不安があるかは解らないが、報告書を早く提出いただき拝見したうえで保護者の方々と意見交換し適切に対処していきたい。 」とのこと。

 「区と父母の会との信頼関係に大きな変化があった」とも聞こえてきますが詳細については不明です。 ただ私自身この問題については当初関係してきただけに、このようになってしまったことをとても残念に思っています。

 逸早い事態の収拾を強く望みます。

2006年02月22日

コミュニティバス導入へ・・・?(代表質問2日目)

 14:00 本会議 代表質問2日目です。

 自民党武澤議員の質問の中で「コミュニティバス導入」について質疑がありました。 私もこの件については以前から関心があったので意見を述べたいと思います。

 来年度文京区の予算案では「コミュニティバス調査費」として100万円が計上されています。今日の区長の答弁でも 「区民意識調査での関心が高い。実現性についての検討を行っていく。」などと積極的姿勢です。

 写真は台東区が運行している区内循環バス「めぐりん」、身近にお手本・具体例があるようです。このバスは平成13年に運行が始まり、 現在北・南の2ルート、来年度には3番目のルート「東西めぐりん」も運行予定で一部文京区内(千駄木団子坂下)にも停留所ができる予定です。

 ちなみに運行経費は、委託負担金・バス停案内板設置・ポスターチラシ印刷経費などで約3200万円。乗客数は年間246404人、 一日平均673人(平成15年度決算数値)で運行形態は運行会社との委託契約になっているとのこと。

 コミュニティバスの運行により台東区では浅草北部地区などの交通困難地区の解消が図られるとともに、 観光面でも大きく寄与したとのことです。来年度の新路線の開始で区内東西南北にバス路線が張り巡らされることになります。

 身近な成功例のひとつと言ってよいでしょう。

 さて文京区ではどうでしょうか・・・?
 今後詳細にわたる綿密な調査が必要であると私は考えます。

 確かに区民意識の高さや区内に数多くある医療機関をつないだり、シビックセンターへのアクセスの必要性もあります。 また高齢者の移動手段としても有効でしょう・・・反面、果たしてどれほど需要があるか?費用対効果は?路線の選定・ 他の交通機関との連携住み分けなどなど・・・課題も多く見受けられます。

 この種の施策は一度始めたらもう後戻りはできません。「やってみたけど、乗客があまりにも少ないから、やっぱりやめよう」 というわけにはいかないのです!

 コミュニティバスの導入にあたっては、是非ともしっかりと調査を行ってから軌道に乗せてもらいたいと強く要望します。

2006年02月23日

政調会長登場(白石議員質問に立つ)

 14:00 本会議 代表質問3日目。

 私達の会派(新生クラブ)を代表して白石英行議員が質問に立ちました。

 白石氏は我が会派の政調会長。政策の責任者である共に副幹事長も兼任。まさに会派の要として頑張っています。 今日の質問も協働協治の発信から特別支援教育に至るまで、実に13項目に渡る区政の課題を鋭く突いていました。

 また今日は持論であるパートナーアニマルとの共生や「文の京パトロールキャップ」の販売を新たに提案するなど・・・ 持ち前のユニークな発想や明るいキャラを如何なく発揮。特にパートナーアニマルとの共生(ペットを飼っている人達のモラルアップ活動の推進) については徐々に理解が得られつつあり、区長の答弁も前向きに変わってきたように思います。

 実現真近か・・・かも知れません・・・?

 私はペットを飼っていないので「パートナーアニマルとの共生」についてはよくわかりませんが、 彼の地道な努力が報われることを期待しています。

商店会加入促進総決起大会に参加。

 19:00 シビック小ホールで開催された「商店会加入促進総決起大会」に参加しました。

 主催は文京区商店街連合会(区商連)。文京区では昨年「文京区商店街の振興に関する条例」を制定。 当時区商連の強い要請を受けて区も議会も動きました。

 主たる目的は商店会への加入促進。商店会に加入しない商店(チェーン店・コンビニなどを含む)が増加する昨今、 条例をもって商店会への加入を位置づけていこう(努力規定)とするものです。

 今日は条例制定後初の決起大会。区内62商店会が団結して目的を達成しようと一致。 大手コンビにやチェーン店などにも今後加入を呼びかけていくとのことです・・・。

2006年02月24日

可燃ゴミそれともリサイクル?(容器包装などのプラスティック)

 区議会定例会は今日から各委員会へと舞台が移りました。

10:00 清掃リサイクルならびに地方分権自治制度の2特別委員会が平行開会。

 私は清掃リサイクル調査特別委員会に委員として出席しました。

 「ものプラン2000文京」(廃棄物処理計画)の見直しや清掃事業の今後の課題などについて議論されましたが、関心が深かったのは 「容器包装プラスティックの回収モデル事業」とその今後について・・・

 写真はお菓子の包装紙。袋の端のほうに「プラ」のリサイクルマークが付されています。これらの容器包装プラスティックは再生可能で、 特殊な処理によってコークスや炭化水素油に分解・リサイクルできます。

 そのゴミの減量効果を測定するために昨年から始まったのが「回収モデル事業」で、去年は湯島地区、今年は千駄木で実施。

 千駄木地区では半年で12.6トンを回収、リサイクル率は57%と大変な成果を挙げました。 しかしながらまた一方ではこれらのプラスティックも清掃工場の技術進歩により可燃ごみとして焼却できることが確認されました。 (サーマルリサイクルと呼ばれています。

 このサーマルリサイクルも平成20年度には各清掃工場で実施予定です。

 可燃ごみとして扱うかそれともリサイクルか?
 文京区もこれから決断を迫られることになりますが・・・リサイクルに必要な費用は区全域で実施するとしたら3億円かかるそうです。 各家庭で選別する負担もかかってきます。
 ダイオキシンや環境に及ぼす影響がないのであれば、可燃ごみとして扱うほうが賢明かも知れません。私はそのように思っています。

2006年02月26日

高くて厚い1勝の壁・・・(のんびりバスケ大会)

 のんびりバスケットチーム「NSフープス」を立ち上げて2回目の大会に参加。今日が3試合目です。

 いまだに未勝利のわがチーム。 悲願の1勝に向け毎週土曜日、練習を重ねてきました。

 今日は名門グーニーズとの対戦でしたが、結果は32対17と惨敗。

 残念でした。でも1試合毎に感じは良くなってきていますし、モチベーションや結束は確実に上がっています。

 来週最終戦に期待です!!

2006年02月27日

保育需要は地域偏在・・・?(少子化特別委員会から)

 10:00 少子化・青少年対策および防災・交通対策の2特別委員会が開催。

 私はどちらの委員でもありませんが、午後から少子化の委員会を傍聴。

 文京区男女平等参画推進計画の改訂や青少年プランの推進などについて質疑。また保育園の入園応募状況では来年度も待機児 (入園できない子供たち)が出そうな状況が報告されました。(写真は私の地元にある あいそめ保育園)

 これまで文京区では待機児対策を重点的に行ってきました。定員の弾力化や幼保一元園(柳町こどもの森) の新設などに加え来年度には目白台(認証型保育所)や原町(民設民営)にも新しく保育園ができる予定です。

 しかし応募者数も年々増え続け、需要に追いつかない状況のようです。

 保育需要にも特徴があり、昨年までは根津や千駄木、本駒込あたりの不忍通り周辺の園で倍率が高かったのですが、今年は水道・春日・ 小石川辺りの区中心部の需要が高いようです。

 マンション建設の影響でしょうか・・・?

 我が会派からは品田議員が「現在予定されている春日3丁目や後楽の再開発などにおいては開発地域内に保育園(認証型など) の新規開設を積極的に検討するよう、再開発組合に働きかけるべき!」と区に要請しました。

 子育て支援を最重要施策に掲げる煙山区政ですから、待機児対策はしっかりと取り組んでいかねばなりません。

2006年02月28日

カイザー訪問団に寄付金。(本郷ライオンズクラブから・・・)

 18:00 私の所属する東京本郷ライオンズクラブから、 今年6月文京区の姉妹都市であるドイツ・カイザースラウテルン市へ訪問予定の市民訪問団実行委員会に寄付金が贈呈されました。

 贈呈式には煙山文京区長に立ち会っていただき、本郷ライオンズクラブ外崎会長より区長に目録が手渡されました。(写真)

 訪問団として今回は区内の少年サッカーチームの選抜チームが派遣される予定です。 その選手たちは主に本郷ライオンズクラブ主催で年2回行われる「青少年サッカー大会」に出場している子供たちから選ばれることになりました。

 ちなみに私も議会を代表して文京区公式訪問団の一人として、カイザー市を訪問することになりました。

 ワールドカップサッカー大会がドイツで開催。偶然にもカイザースラウテルン市では日本対オーストラリア戦が行われます。 そんな時期に文京区を代表し、そして子供たちを連れて同市を訪問できることは私にとっても光栄なことです。

 是非とも実りある訪問・国際交流の機会としたいと思っています。

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