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2004年03月のバックナンバー

2004年03月06日

お詫び・・・。

「まさし日記」更新がしばらく途絶えてしまいました。
パソコン不良が原因です。復旧に時間がかかり情報提供がおろそかになりましたことを心からお詫び申し上げます。

2004年03月07日

完走。(なんとか走りきりました・・・ちょっときつかったけど。)

 午前11時30分一般の部発走。
全長4.5キロのコースです。

 実に5年ぶりにエントリーした私。3週間ほど前からこの日に備えトレーニングを続けてきたのですがやはり不安が募りました。

 結果は30位。タイムは定かではありませんが、16分半ばといったところでしょう。参加者は80名ほどでしたので、 まずまずと自分では納得しているのですが・・・。

 でも本音を言うとやはりきつかったの一言。コースは坂道など難所も多く難儀しました。でも、完走した後の爽快感はまた格別。

 「完走証」を頂戴し、記念撮影なんてことになると「また来年も!」そんな気になるものです・・・。

千駄木マラソン(今年はエントリーしました。)

 地元の大イベントのひとつ「千駄木マラソン」。
早朝から会場である汐見小学校には、地域の小・中学生をはじめ多くのランナーたちが集いました。

 その数参加者だけでも600名。凄い!の一言です。

 レースは年齢や学年毎に分けられ、スタート。特に小学生の参加は多数で走る子供達もさることながら、 応援の親達の熱気にはすさまじいものがあります。

 私も5年ぶりにエントリー。やや自信は後退していますが、まぁ何とか完走できればと・・・そんな希望的観測を抱いて、 恥を省みずスタートを待ちました。果たして結果は・・・?

2004年03月09日

予算審査始まる。(総轄質疑をしました。)

 今日から予算審査特別委員会が始まりました。
連日1週間に渡る審議が今日から行なわれます。

 初日の今日は、執行機関である区側からの総括説明を受けての、各会派の総括質問が行われました。

 我が会派新生クラブからは、私が会派を代表して総括質問させてもらいました。

主な質問項目は・・・
1.来年度から導入されたNPM予算編成システムについて。
NPM予算編成システムは、新公共経営の理念に基づき全国に先駆けて導入された新しい予算編成のシステム。
 従来行なわれていた財政課の査定を廃止し、各部が自己責任と自己決定のもとに創意工夫を凝らし予算を編成していくことがポイント。

 新聞報道などでも取り上げられ話題となりました。
これにより、予算上大幅な削減効果が実現しましたが導入初年度ともあり今後の課題もあるように見受けられます。 そうした課題について何点か見解を求めました。

2.今後の財政運営について
NPM予算編成システムの導入により、単年度における削減効果は得られましたが長引く景気低迷の影響を受け、 文京区の財政状況は依然として厳しさを増しています。特に介護保険会計や国民健康保険会計など特別会計への繰り出しは増加の一途。
 こうした社会保障関係経費への対応が求められいます。
介護保険など国の制度の改革や、23区で統一的に維持している国民健康保険制度に対しては、その抜本的な改革を進めていくべきです。

3.16年度予算における歳入・歳出について。
まず歳入について、特別区民税の徴収については文京区では極めて高い徴収率が維持されており、 区民の納税意識の高さに感謝するとともに徴収を担当する税務課の努力を評価しています。 今後も現状に甘んじることなく新しい取り組みにチャレンジしてもらいたいと願っています。

 国では三位一体の改革が進み、税源移譲の名の下、わが区にも「所得譲与税」という税源が移譲されることになりました。
しかし、反面国庫補助金の削減なども行なわれ、結果としてはこの三位一体改革はまだまだ不十分なものと感じています。
 今後も政府に対し三位一体改革の推進をより一層要求していくべきです。

 次に歳出についてですが、NPM予算編成システムの導入で大きな削減効果を
挙げることができましたが、依然として高い人件費比率の解消など課題は山積。今後もより一層行財政改革を進め、 安定した財政基盤を構築することが急務だと考えます。

4.基金と起債について
基金(貯金)と起債(借金)の状況を見てみるならば、区民一人あたりは借金のが多いのが現状。 基金と起債をどう上手に運用していくかは今後の文京区の大きな課題です。
 現下の厳しい経済情勢をなんとか乗り切り、多大な債務超過に陥らないよう対応が必要です。

 明日から、予算書に則り各款・項・目に渡り質疑が行なわれます。

2004年03月12日

男女平等とジェンダーフリー(予算審査4日目)

予算審査特別委員会4日目。今日は歳出主に区民費について審議。

 来年度行なわれる「男女平等意識調査」について私が質疑に立ちました。

平成11年に「男女共同参画基本法」が制定されて以来、文京区における男女平等政策も「女性行動計画」 などの基に大きな成果を挙げてきました。

 来年度は、今後文京区における条例制定も視野に入れて、区民に対しての意識調査」が行なわれるとのことです。
 それをダメだというつもりは全くないのですが、ここ数年「男女平等」の名の下に様々な誤解や、 混乱が私達の身の回りに起きている事も充分に認識しなくてはいけないと感じています。

 一昨年の国会質疑では、自民党・民主党・自由党(当時)の議員から次々と「男女共同参画基本法」について、 その精神や解釈を巡り波紋が投げかけられました。

 特に、男女平等問題の象徴用語とされている「ジェンダーフリー」については今後も大きな焦点になると考えられます。

 「ジェンダーフリー」とは一般的に男女差別の根源とされている社会制度や慣行(ジェンダーと呼ばれています。) を解消することが目的と解されいます。
 一見、しごくごもっともにに思えるこの解釈、しかしその裏には、極めて不可解かつ危険な思想が秘められているのではと私は思っています。

 国会における政府見解では、ジェンダーフリーは非公式な用語であるとともに、 一部に男女の性別を画一的に排除し中性化しようとする動きがあることが示されました。また、「ジェンダーフリー教育」 を名目に行なわれている性教育や保育事業が教育現場や子育ての現場で大きな混乱をきたしていることも確認されました。

 実際文京区においても、厚生労働省所管財団発行の中学生向け性教育手引書「ラブアンドボディ」という小冊子について、 「好ましくない。」との判断の下に教育委員会が配布を中止した事実があったことが私の質疑の中で明らかになりました。

 また、東京都からは「ジェンダーフリー教育」については注意を要する旨の指導もあったとのこと・・・。

 看過できません。

 その他、基本的人権に関わる問題も私はあると考えています。
子供の名前を付けるのに「男らしい」「女らしい」名前を子供に押し付けるのはダメだとか、固定的な役割分担だとして専業主婦を否定したり、 果ては「ひな祭りや」「端午の節句」の中立的な位置づけに至るまで・・・。

 そういったことまで行政が過度に介入するとしたならば、これは明らかに「思想・信条の自由」に反する行為です。
 
 デリケートな問題だけで、是非ともそうした現状の実態を認識し、現実を踏まえて取り組んでもらうよう区当局に強く要望いたしました。

 ○男女平等を考えるにあたってのポイント。
1.お互いの違いを認め尊重しあえるか?(男女は同権であって同質ではないということ。男らしさ・女らしさも否定しないということ。)

2.長い歴史の中で日本人が培ってきた文化や伝統を尊重できるか?
(雛祭りや、端午の節句などの伝統行事は差別とは無関係。)

3.家庭の中で現実的に家族を支えている「専業主婦」を否定しないこと。
(差別というよりもそれぞれの家庭の家族観として捉えるべき。)

4.男女平等は、「機会の平等であり、結果の平等ではないこと。」

5.私的な問題に行政がどこまで関与できるか?
(思想・信条の自由を侵さぬよう配慮が必要。)

2004年03月15日

協働の原点。(区政功労者表彰式)

 午前10時、シビック小ホールにて区政功労者表彰式が行なわれました。

これまで区政に貢献された人達は様々。

民生委員・消防団・保護司・町会役員・体育指導員などなど、そうした区民の皆さんの無償の貢献・ 奉仕の上に文京区政が成り立っていることを私達は忘れてはならないと感じます。

まさに「区民との協働」の原点です。

ボランティアの名の下に地域への貢献がようやく認知をされた昨今ですが
これまでもそうした地道な取り組みがあったことに心から感謝です。

表彰状を受ける受章者の方々の様子を拝見しながら、今後はこうした意識が「ごく自然に、ごくあたりまえ」に醸成され、 わが街を愛し心豊かなコミュニテイが創造されるという目標が見えてきた気がします。

おそらく受章者の皆さんもそう願っているのではないでしょうか・・・。

2004年03月16日

学童保育・介護予防など(予算審査5日目)

 昨日1日予備日をはさんで、今日予算審査特別委員会が再開されました。

本日の審査項目は歳出・主に民生費についての質疑です。

我が会派からの質疑より、主なポイントを挙げてみます。

1.学童保育事業について。
学童保育事業は小学生(低学年)を対象に「共働き世帯」への対応として、放課後児童を預かる事業。「育成室」とも呼ばれています。

 昨今の共働き世帯や人口増の影響もあって、対象児童数も増加の一途。
2月7日現在来年度の申請者数は347名、その後も15名増え、区内7箇所ある
育成室の定員を大幅に超え、いわゆる待機児は65名に・・・。

 緊急な対策を求めたところ、現在40名の定員を全室44名に拡大。
特に希望の多い「本駒込南・千駄木・本郷・久かた」の4室については50名まで更に拡大し対応するとの答弁をもらいました。


2.介護予防施策としての「パワーリハビリ」について。
パワーリハビリは専用のトレーニングマシーンを用いて、高齢者の体力増進と気力の回復を促進させる事業。昨今、 介護予防の観点から大きな成果が挙がっています。

 昨年の第2回区議会定例会においても、代表質問で私がその必要性について主張しましたが、その後の検討状況はいかに?

 区としてもその必要性を充分に認識し、 来年度より一部の在宅サービスセンターにおいて委託法人の協力の下に試験的に始まるとの事です。
徐々に広がっていくことを望みます。


3.健康センターについて。
健康センターの事業は、シビックセンター内の健康センターにおいて、トレーニングをすることで健康回復を図る事業。
 事前のメディカルチェックがウリとされていますが・・・。

 民間のスポーツクラブが進出する中、どれだけの意義があるのか問われます。 メディカルチェックについても民間の医療機関などで充分対応が可能です。税金を投じて行なう事業としての疑問を投げかけ、 見直しを求めました。

○予算審査は午後5時閉会しましたが、審議日程は大幅に遅れ、予定より約1日分の誤差が生じてしまいました。
明日、予備日を1日挟んで明後日が最終日。都市整備費・土木費・教育費その他2つの特別会計などが未審議。 果たして最後まで終えることができるのか・・・?やや心配になってきました。

 写真は予算審査が行なわれる「第一委員会室」審議中は写真撮影はダメなので、みんなが退室した後を1枚。

2004年03月17日

旅立ちの季節です。(区立幼稚園修了式)

 議会予備日の今日、各地で区立幼稚園修了式が一斉に行われました。

 私は根津幼稚園の修了式に出席。
今年は18名の園児達が育ったてきた園を後にしました。
4月からはピカピカの一年生。それぞれが希望を膨らませてその日を待ちわびている様子がうかがえます。

 根津幼稚園も数年前から3年保育が実施され、ずいぶん活気が戻ってきました。

 来年度からは幼・小・中一貫教育を視野に入れての取り組みも始まります。そのモデル園として根津幼稚園でも根津小学校・ 第八中学校との連携が・・・。

 期待を持って見守りたいと思っています。

2004年03月18日

審議終了(予算審査特別委員会最終日)

予算審査が全ての審議日程を終え、本日終了しました。

 これまで、審議日程が大幅に遅れていたことを受けて、お昼には議会運営を巡って異例の理事会も開催されるなど波乱含みでしたが、 午後5時には、都市整備費・土木費・教育費そして特別会計3本そして市民・共産より提案されていた予算修正案を含め無事審議が終了。

 区長から提案された予算案はすべて「可決すべき」と決しました。

 22日月曜日定例会最終日、本会議において採決がなされます。

2004年03月19日

区立中学校卒業式。

 午前10時、区立第八中学校「卒業証書授与式」に出席。

15歳の春を迎える子供たちの「新しい出発の日」に私も時間を共有できたことを光栄に思っています。

 生徒達へ卒業証書が手渡された後の来賓挨拶では、私が区議会を代表して議長からの「お祝いの言葉」を代読いたしました。

 とても厳かで、感動的な式典であったと思っています。

文京区の卒業式ではここ10年来、新聞報道に取り上げられるような生徒達による「問題行動」は全く起こっていません。

 生徒達による答辞・送辞そして合唱など・・・そんな今日の彼らの態度には逆に私達も見習わねばならない点もあるのでは・・・?
そう思えるほど立派な式だったと思います。

 式典終了後、校庭には在校生・教職員・保護者・地域の方々による「花道」ができました。

 みんな彼ら彼女らの「サポーター」です。

 そうした無限の愛・無償の慈しみに支えられ、彼ら・彼女らの前途に幸多かれと心から祈ります。

2004年03月22日

区議会定例会最終日(平成16年度予算成立)

9:30 文教委員会
 来年度区立中学校の入学者状況について、4月13日に再度委員会を開催することが了承。区議会閉会中の「継続調査」が決定される。

10:00 議会運営委員会
 本日の本会議の運営などについて事務局より説明を受ける。

10:30 幹事長会
 本日の本会議後に再度開催予定の議会運営委員会で議題となる案件について、予め説明を受ける。国において3月31日に成立する法案を受け、 我が区の条例も規定整備するために、区議会臨時会の開催が提案され、これを了承。

12:00 会派総会
 会派所属議員に、議会運営委員会ならびに幹事長会での協議事項について報告。

13:00 予算審査特別委員会
 本会議にて報告される「予算審査委員長報告」の読み上げが行なわれ、了承される。

14:00 全員協議会
 第一委員会室にて全議員出席の下、本会議の流れなどについて説明を受ける。

15:00 本会議
 平成16年度 文京区一般会計予算および介護保険特別会計など3予算案が、賛成多数で成立。その他、「BSE対策を政府に求める意見書」 など3意見書案が、全会派一致で可決。

 平成16年、区議会第1回定例会の全日程が終了。

16:00 議会運営員会
 3月31日に開催予定の「区議会臨時会」について、上程される議案について提案説明を受け、臨時会の開催が了承される。


 写真は、区役所22階議会棟入り口に設けられた掲示板。その日の会議日程が掲示されます。その横には議員の出退点灯板。 登庁した議員は名前下のボタンを押して、名前表示板を点灯させます。

2004年03月23日

桜前線は停滞か・・・?(今日一日)

8:40 根津の事務所へ
 支持者等から相談を受けていた案件への電話での対応や、郵便物などへ目を通すなどして過ごす。ここ1ヶ月議会に詰めっきりであったため、 作業が溜まっていました。

11:00 お世話になった方の葬儀・告別式に参列
 故人は92歳、喪主であるご子息達をはじめ一族の皆さんにお世話になりました。ただただご冥福を祈るばかりです。

12:30 後楽園駅ビル地下のマクドナルドで「ビッグマックセット」をテイクアウトで買い、区役所の会派の部屋で食す。 40歳を迎える今にに至っても、時折、マックやケンタッキーが食べたくなるのはどうしてか?
思えばファーストフードの元祖は私達の世代なのかも知れません・・・。

13:00~17:00 役所にて、先の予算委員会での答弁について関係部署に確認したり来客対応などで過ごす。

17:45 役所を出て会合へ徒歩で向かう
 途中、公園脇で目に付いた桜の枝を一枚。(写真)
一気に開きかけていた桜の花もここ数日の寒さに驚いた様子。
桜前線はやや足踏みといったところでしょうか・・・?

18:30 私の住む千駄木二丁目西町会の5部総会に出席。
今年度及び来年度の事業報告などが了承されました。当西町会は世帯数が700世帯を超えているため各部(1~5)に分かれて、 それぞれ分担を決め事業を執行しています。今年度5部の担当は「防犯」。町内巡回パトロールや「ピッキィング対策教室」
等の事業を町会員対象に行いました。

20:30 根津事務所へ
私の実家でもある根津の事務所は「根津藍染町会」。
私は自宅のある千駄木二丁目西町会と根津藍染町会の二町会にまたがり、役員を務めています。
 今日は私の事務所に青年部のメンバーが集まり、5月に予定されている「日帰りレクレーション」について打合せ。
来る5月16日に、ます釣りとバーベキューに地域の子供たちを連れて行きたいと思ってます。

22:00 打合せ終了。自宅へ・・・。

2004年03月24日

「軍人恩給」のはなし・・・。

 今日、近所に住む高齢者の方が事務所にお寄りになり、ある相談を受けました。
その方は今年90歳、今も元気に高齢者クラブのリーダーとして活躍されています。

 相談の用件はその方が受給されている「軍人恩給」について・・・。

 本籍地である茨城県の福祉課から、恩給支給を加算増額するので申請書を提出してほしいとの事。

 突然のことであると同時に、申請書には郵便局受給口座の記入欄もあり、最近流行の「オレオレ詐欺」の一種では・・・? と警戒されたらしいのです。

 90歳とは思えぬほどにとても聡明な方です。敬服いたしました。

 私が早速、送られてきた書類を点検、茨城県に問い合わせてみたところ、正しい通知文書であることが判明。 その場で書類を整え茨城県へ返送。

 たいそう喜んでいただきました。

 写真は「恩給証書」。了解をいただいて1枚撮らせていただきました。

 これは余談になりますが、その場に居合わせた母からこんな話を聞きました。

 実は私の父も軍人で戦時中は憲兵としてインドネシアに駐屯、終戦と同時に捕虜となりクアラルンプールで5年間を過ごしました。 帰国後しばらくたってから軍人恩給の申請をしたそうですが「捕虜生活」を送った確固たる証拠がないということで支給は認められず・・・。
 証人となってもらうべく共に捕虜生活を送った戦友を探し、四国まで出向いていったそうですがやはり見つからず、結局恩給は諦めることに・・ ・。

 そんな恩給が突然「支給決定」されるとの通知が届いたのが、父が亡くなってしばらくたってからのこと。

 なぜ突然にそのようなことになったのかは母も記憶していないようですが、結果として母が遺族恩給の受給者となりました。 しかも遡及して支給されたため、まとまった金額が入ったようです。

 「お陰で、あなたの大学の費用が賄えた」とポツリつぶやいていました。

 そんな話を聞いたのは初めてだったので、なんだか感慨深い思いでいます。

 まさに天からの置き土産だったのでしょうか・・・・(苦笑)。

2004年03月25日

区立中学校卒業式。

 午前10時。区立小学校卒業式が一斉に行われました。

 私は根津小学校に来賓として出席。式典では区議会を代表して議長からの「お祝いの言葉」を代読いたしました。今年度卒業生は38名。
 大きな希望を持って巣立っていってほしいと願っています。

 私の一人娘も今年区立汐見小学校を卒業。

 残念ながら式には出席できませんでしたが、夜、妻の撮影したビデオで「もうひとつの卒業式」を味わいました。

 校庭には森山直太郎の「さくら」が流れ、下級生達が作る花道を拍手の中を送り出されていく卒業生たち・・・。

 そんなシーンが印象的でした。


 さくら さくら いざ舞い上がれ

 とわに さんざめく 光を浴びて

 さらば 友よ またこの場所で 会おう

 さくら 舞い散る 道の

 さくら 舞い散る 道の上で・・・

2004年03月27日

レベルアップ!(第14回少年サッカー大会)

 私の所属する東京本郷ライオンズクラブ主催の「青少年サッカー大会」が小石川グランドで開催。

 春・秋と年2回開催のこの大会も今回で第14回目。
区内各地から多数の小中学生チームが参加し、優勝目指して熱戦が繰り広げられました。

 小学生1・2年の部、3・4年の部、5・6年の部、中学生と年齢別のトーナメントでしたがどの試合も接戦で、 目が離せない試合ばかり・・・。

 数年前と比べても各チーム確実にレベルアップしています。
特に低学年の成長は著しく、素人の私にもよくわかるほど。

 どのチームも日頃の練習場の確保には苦労しているようですが、努力の成果は着実に現れているように思います。

 来年1月には初めて文京区主催の「カイザースラウンテルン杯・少年サッカー大会」も予定されています。 私達本郷ライオンズクラブでこれまで培ってきた地道な取り組みが評価されたものと自負していますが、 少年達にとってはやはり試合をする機会を与えてあげることが大切。

 これからも、そうした場を提供して文京区のサッカー少年達が夢と希望そして喜びを持ってサッカーを楽しんでもらえるよう、 謙虚に努力を続けていかねばと痛感しています・・・。

 今日は何よりもお天気に恵まれたことに感謝です。

2004年03月28日

危険であるが故に・・・真剣です。(防災訓練)

 地域主催の防災訓練が地元根津小学校で行なわれました。

 根津七ヶ町会が主体になって、区役所防災課・消防署・消防団・小学校などが協力し合っての防災訓練です。 約100名ほどの町民が集まり、消化訓練・救急救護・炊き出しなどの体験をしました。

 写真を見ておわかりの通り、みな、しごく真剣です。

 文京区でも最も木造家屋が密集する地域です。

 やはり、自分の身は自分で守ろうという気運がおのずと生まれてくるのでしょう・・・。

 「備えあれば憂いなし」。こうした意識の高まりは必ずやよい結果をもたらすものと思います。

2004年03月29日

身を立て、名を上げ、やよ励めよ。(新社会人に乾杯。)

 一昨年、NPO主催の「議員インターシップ」に参加。
地方政治について関心のある学生を預かりました。

余伝 雄君(東京大学経済学部4年)と福島直功君(学習院大学法学部4年)の2人(写真)です。

 以来1年近く彼らと共に過ごし、私の思いと現場での仕事を知ってもらいましたし、 ボランティアで私の政治活動も手伝ってもらいました。

 私にとってもいい経験だったと思っています。

 そんな彼らが私の元を離れて1年、めでたく就職が決まった知らせを受け、お祝いの会を催すことに・・・。

 学生時代に別れを告げ、社会人として出発するにあたっては彼らなりに悩みや不安はあるようです。

 当然のことだろうと思います。

 不安や悩みは生きている以上必ずついてまわるもの。
今はただ、焦ることなくそれらを受け入れてじっくり、自分自身を見つめながら人生を考えるべきと伝えました。

 そんな境地に至るまで私は大学卒業後15年以上の歳月をかけてしまいましたが、 彼らはきっと5年いや3年ぐらいの月日でそれらを学ぶことでしょう。彼らと話していてそう感じます。

 余伝君は会社の寮に入寮するため明日愛知県豊田市へ出発します。 福島君も東京で日本最大手旅行代理店の営業マンとしてその配属先を待ちます。

 そして私は末端の地方議員として明日も人々の日々の営みの中で仕事をしていきます。

 それぞれ、時間や場所そして夢は共有できません。しかし、お互いを理解し、悩みや不安を分かち合い、 ともに励ましあうよき友であることは未来永劫変わらないものと確信しています。

 15歳近くも離れた若者とそんな気持ちが共有できたことを誇りに思っています。

 40歳になり初めて人を育てるということの尊さを知りました・・・。

2004年03月31日

区議会臨時会を開催。

 3月31日、一日限りの会期で区議会の臨時会が開催されました。

明日4月1日からは、国会で改正された新しい法律が施行されます。それを受けて区の条例も規定の整備を行わなければならないからです。

12:00 会派総会(本日上程される特別区税条例の一部を改正する条例について審議)
13:00 議会運営委員会(議案の提案説明、本会議の流れなど)

13:30 幹事長会(訴訟関係・議案についての確認など)
14:00 全員協議会(退職職員・移動職員の挨拶を受ける。)

15:00 本会議(議案3件が上程、厚生委員会・総務区民委員会にそれぞれ付託。)

    本会議を一時中断し、各委員会が開催される。

16:00 本会議を再開。採決。3議案ともに賛成多数で可決。

    これをもって、平成15年度のすべての日程が終了しました。

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