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2006年09月のバックナンバー

2006年09月01日

まさしニュース作りました。(街頭配布用です。)

 渡辺まさしニュースが完成しました。駅頭配布用です。

 今回のテーマは「三位一体改革で本当に地方に税源は移るか?」
来年から私達の個人住民税と所得税の税率が全面改訂されます。三位一体改革による地方への税源移譲が主たる目的ですが、 移譲どころか文京区にとっては大減収・・・。その額は20億円とも言われています。

 1年で20億の減収は一地方自治体にとっては大パンチです。 こうした三位一体改革のいい加減さと不十分さを区民のみなさんにお知らせすべくA4一枚にまとめてみました。

 近く朝、根津・千駄木駅頭にて配布いたしますので是非ご覧になってください!!

2006年09月02日

お祭りの最終準備です。(根津神社三百年祭に向けて)

 19:00 千駄木2丁目西町会のお祭りの準備会に参加。私は子供神輿の副責任者です。 今日は子供神輿だけの準備会ですがそれでも40人くらいの担当者が集まり最後の打ち合わせをしました。

 今年は根津神社も遷座三百年を迎える記念すべきお祭りです。

 事故やミスのなきよう万全を期してこのお祭りを盛り上げていかねばなりません。 そういう意味では私達地元町会のボランティアはまさに黒子役に徹していかなければなりませんね・・・。

2006年09月04日

伯母からの手紙。(私への戒めのことば・・・)

 母方の伯母から一通の封書が母を通じて送られてきました。

 封筒の中に入っていたのは戦国時代の武将・北条早雲がつくったとされる「北条家家訓」。伯母は母方の血統か実に達筆です。(写真)

 したためられていた「北条家の家訓」とは以下の通りです。

 拝みをする事、身の行い也、只、心を直(す)ぐにやはらかに持、正直、憲法にして上たるをば敬ひ、下たるをば憐み、 有るをば有るとし、無きをば無きとし、有りのままなる心持、仏意、冥慮にもかなふと見えたり、 たとひ祈らずとも此の心持あらば神明の加護之有べし。祈るとも心曲がらば天道に放され申さんと慎むべし。

 宗教心を持つこと。正直で穏やかな心を持つこと。先輩を敬い後輩を育てること。 卑屈や傲慢な心を持たず身の丈にあった生き方をしていくこと。
こうした心構えを持っていくことが人生を生き抜いていくためにとても大切なことである。

 そうしたありのままの心持で自らの人生を前向きに進んでいけばきっと誰かが認めてくれる。そして助けてくれる。単なる神頼みは駄目。

 そんな風に私なりに解釈しました。

 思えば現在(いま)のすさんだこの世の中に欠けていることばかりです。と同時に伯母の私に対しての戒めの言葉なのでしょう。

 ちなみに母方の祖父は台東区浅草橋生まれ。老舗筆問屋の二代目で財にも恵まれ地域でも注目の人だったそうです。 20代で町会長になり若くして浅草区議会議員にも立候補した経歴もあったのですが晩年は夢を果たせず無念の日々であったとも聞いています。

 「政治を志す」という遺伝子ではきっと私は母方の血を引いたのでしょう。

 この「北条家家訓」は人のために尽くし、その代弁者として働く者の使命を伯母が自らの経験のもとに甥たる私に戒めた・・・ そんな意味深いことばなのだと私なりに理解しています。

2006年09月05日

50年の歴史に幕。(本郷清掃事業協力会解散へ・・・)

 17:20 東京ドームホテルで行われた「本郷清掃事業協力会・平成18年度総会」 に来賓として招かれ出席しました。

 昨年50周年を迎えた同協会は、文京区の清掃事業を支える民間の団体として重要な役割りを担ってきましたが、 今般本郷清掃事務所と小石川清掃事務所の組織統合を受け、50周年を契機に解散することとなりました。

 会場では煙山区長より同協会服部眞一会長へ感謝状が手渡されました。(服部会長は私の後援会長でもあります。) 今後は同会に代わって文京区の清掃事業に協力する団体の組織・育成に協力していくとのこと。

 長年に渡る会員のみなさんの御労苦に心から感謝と敬意を表します。

 ご苦労様でした・・・。

2006年09月06日

元町公園その後・・・(新聞報道より)

 本郷にある元町公園(写真) を移設して跡地に体育館を新設する案件については現在文京区都市計画審議会でその可否を検討中です。

 一昨日は審議会の意向を受けて都市計画や造園分野の有識者から意見を聞く会が開かれたとのこと。(東京新聞9/5朝刊で報道)

 区側としては同公園の特徴の一つとなっているカスケード(水階段)を含む約900平方メートルを保存し、 残りを体育館用地とする案などを説明したようですが、有識者の一部からは「隣接する小学校を含めて完全に保存すべきだ。」 との意見も表明されたようです。

 元町公園は震災後の復興計画で旧東京市が併設して整備された52箇所の小公園のひとつで震災復興公園と呼ばれているようです。
文化的な価値もあるとのことですが・・・。

 一部の有識者による小学校一体保存のその発言の真意は「隣接する小学校と一体となってはじめて震災復興公園としての価値がある。」 ということなのでしょか・・・?

 それにしても私にはちょっと理解できません。

 公園は廃止になるわけではなく移設されるわけで、 また新聞報道にあるように文化的価値のある部分や面影を残していこうという方向性が打ち出されたことは評価できることだと私は思います。 と同時に体育館の建替え問題も区民にとっては重要なテーマですから併せて進めていくべきです。

2006年09月07日

区民の声はここから・・・(根津駅前街頭活動)

 7:10 根津駅頭にての街頭活動。あいかわらずマイクは使わず「まさしニュー-ス」 の配布のみです。この夏はちょっと街頭をサボってしまったので、
道行く何人かの人から「久しぶり!」と声かけられました。

 区民の目はなかなか厳しいです。手を抜けません・・・(苦笑)

 その他数人の方々から小中学校の将来ビジョンや放置自転車、マンション建設についてなどご意見いただきました。

 この駅頭は私にとっては区民の声を聞く貴重な場所です・・・。

2006年09月08日

障害者自立支援法本格実施にあたり。(区民センターから)

 13:00 区民センターで開催された文京区盲人福祉協会の意見交換会に出席。

 10月から障害者自立支援法が本格実施となります。サービスの1割自己負担の導入や国と地方自治体の役割分担の大幅変更など、 障害者を取り巻く環境は一変。

 この時期になってようやく文京区の担うサービス内容も決定。 今日は協会の要請を受け区福祉部障害者福祉課長と協会の顧問を担う私が出席をし、 自立支援法本格実施に向けての説明および意見交換をしました。

 区が実施するサービス(地域支援事業と言います。)についてはこれまで協会から切実な要望が寄せられていましたし、 私も橋渡しとしての役割を担ってきました。その甲斐あってか、これまで実施されていた「ガイドヘルパー事業」 などこれまでのサービスを大きく後退することなく10月本格実施に向けスムースな移行ができそうです。

 しかしながら、 今日の意見交換では国の実施する事業と区の実施する事業との役割分担の矛盾や給付を受けるための手続きなどについても疑問が寄せられ、 自立支援法そのものについての問題点も浮き彫りとなったような気がしています。

 会の冒頭挨拶に立った私(写真)も「今日がまさにスタート地点です。これからサービスが具体的に始まり、 皆さんがそのサービスを受けていく中で様々な改善点が明らかになることでしょうし、その都度、どうしたらよいか? 見直しについて考えてくべき。そのためにもこうした意見交換の場を日常的に開催することはとても大切。みんなで力を合わせていきましょう!」 そうお話させてもらいました。

 障害者自立支援法は「サービスの一元化と1割負担の導入」が大きな柱ですが、 しかしながら障害についてはその種別や度合いにより必要とするサービスも千差万別です。それを「自立支援」 の名の下に一律にすることには私としては賛成できません。

 今後の動向にもよりますが、この問題については現場の一番近いところにいる私達地方議員がしっかりと声を挙げていくべきです。

以外にも高感触でした・・・(千駄木駅街頭活動)

 7:30 千駄木駅にて2日目の街頭活動です。 千駄木駅では選挙中などにはよく辻立ちをするのですが通常活動として街頭に立つのは初めてのこと。

 やはりマイクは使わず「まさしニュース」の配布でしたが、初めての割には高感触で100枚近く配布することができました。

 これを契機に通常街頭活動のポイントのひとつに追加し、私の活動のPRを広めていきたいと思っています。

 なお、街頭活動にあたり写真の撮影にいつもご協力いただいている奥村 透氏には心から感謝しています。 今日も愛児を保育園に送った後会社に行くまでの途中、立ち寄ってくれました。

2006年09月09日

夢の実現の礎に・・・(青少年サッカー大会)

 8:30 第18回 本郷ライオンズカップ青少年サッカー大会が開会。

 年2回、恒例となったこの大会に今日も区内各地からサッカー少年達が集まってきました。(写真は試合の様子)

 9年前、文京の子供たちのためにそれまで存在しなかった少年サッカー大会を何とか開催したい・・・ そんな思いで始まった大会も数えること18回、継続がまさに大きな力となって今年6月に少年選手達をドイツ・ カイザースラウテルン市に送り込むまでに発展しました。

 そういう意味ではこのライオンズカップは文京の少年サッカーの原点であり、礎(いしずえ)であることは誰しもが認めるところです。

 このことを私も本郷ライオンズクラブのメンバーの一人として誇りに思っています。

 9年前に始まった頃は子供達に試合の場を提供するのが主たる目的でしたが、今や少年サッカー人口はうなぎ上りに増え、 と同時に技術の向上もめざましい発展を遂げています。

 選手達の将来の意夢も「Jリーガーから日本代表選手に!」

 今や文京区におけるライオンズカップの位置づけも「夢実現のための登竜門」 という新たなステージを迎えたといっても過言ではないでしょう。

 残念ながら我が文京区からはまだJリーガーは誕生していないようですが、近い将来そんな夢が実現することを祈りつつ、 この大会を末永く続けていくことができたらと・・・そう願っています。

2006年09月11日

会期は37日間。(区議会第3回定例会が始まる!)

 今日から区議会定例会が始まりました。夏休み明けのこの定例会、 補正予算の審議や昨年度の各会計決算の審査など重要案件が目白押し・・・。会期も37日間と長丁場です。

10:00 議会運営委員会 議案の提案説明が行われました。今回提案された議案は「特別区税条例の一部を改正する条例」 ほか全部で12議案。 その他17年度各会計決算は4本。決算審査特別委員会を設置し、1週間に渡り審査が行われます。

12:00 会派総会 戸井田幹事長から会派所属議員に議運での協議事項および決定事項について報告。 あわせて今後の日程の確認もしました。

13:00 全員協議会 全議員出席の下、今日の本会議の流れなどについて事務局長より説明を受けました。

14:00 本会議 関助役より今回議会に提案される議案について説明、付託委員会を決定。その後、 議長の指名により決算審査特別委員会のメンバーを決定しました。

14:30 決算審査特別委員会を開会。正副委員長の互選が行われ委員長には斉田宗一議員(新生クラブ)が副委員長には岡崎義顕議員 (公明)が選出されました。

 明日から3日間に渡り各会派による一般質問が行われます。

2006年09月12日

煙山区長3選出馬表明。(本会議から・・・)

 14:00 本会議 今日から各会派による一般質問が始まりました。

 私達新生クラブからは幹事長の戸井田ひろし議員が質問に立ちました。
冒頭戸井田議員より来年の区長選挙出馬への意欲を問われた煙山区長は答弁のなかで、「区民とともに次世代に誇れる『文(ふみ)の京(みやこ) 』を築くため、今後も熱い情熱を持って引き続き文京区政を担っていく決意だ。」と3選出馬を表明しました。

 任期中のこれまでも、行財政改革に果敢に取り組みNPM予算編成システムの導入で区財政の建て直しをはかる一方、 自治基本条例の制定や目白台運動場の購入など・・・その決断力と問題を先送りしないその姿勢は大いに評価できるものと思っています。

 民主党出身の数少ない自治体首長として今後も大いにその手腕を発揮してもらいたいと思っていますし、 その3選出馬表明を私も歓迎しています。

2006年09月13日

学校将来ビジョン(素案)その後・・・(本会議から)

 14:00 本会議 各会派からの一般質問2日目です。

 昨日からどの会派も教育委員会から示された「公立学校将来ビジョン(素案)」について言及・質問しています。

 同素案については学校関係者や地域での説明会を終了した段階ですが、まだまだ十分な理解が得られていない状況です。しかしながら、 公立学校の再編は避けて通れない早急の課題です。事実第7中学校では全生徒数30数名3学年は0(ゼロ) という全く信じられない事態に陥っています。

 私の地元第8中学校(写真)でも各学年単学級ですが、教職員の努力により教師の加配なしに少人数学級を実施しています。

 こうした事態を放置しておいてよいわけありません。教育環境の整備はソフト・ハードの両面から早急に進めていかなければなりません。

 今後教育委員会としては広範な意見を聞くため現役保護者プラス未就学児保護者などにも対象を広げアンケート調査を行うとのこと。

 当事者をはじめ区民の意見を聞くことは大切なことですから、それらは素案から案にする段階で十分に反映すべきです。 しかしながら白紙に戻すことややみ雲に問題を先送りをすることには私としては絶対反対です。

 今日の一般質問でも「人口が増えているのだから現状のままでよいのではないか?小規模校のメリットもある!」 など相変わらず出口の見えない議論も繰り返されているような気がしています。

 事態は待ったなしの状況に入っているということを私達も十分に認識し、「子供たちのために学校はどうあるべきか?」 この視点を何よりも中心に据えて区民の理解が得られるよな案を作っていかなければなりません。

2006年09月14日

いよいよ始まりです。(根津神社三百年祭)

 いよいよ明日から地元氏神様「根津神社」の大祭が始まります。

 今年は根津の地に神社が移ってきて三百年の記念すべき大祭。今日は氏子町会それぞれが町の拠点となる御神酒所(みきしょ)を設営、 私の生まれ育った根津藍染町会では私の事務所が御神酒所に一夜にして様変わりです(写真)。

 台風が近づいてきていると聞きました。例年のこの大祭も天候が不安定なことが多く今年は特に心配です。

 明日から3日間何とか晴れ間が覗くようただただ祈るばかりです・・・。

2006年09月15日

根津神社三百年祭・初日(御霊入れ)

18:30 不忍通り千駄木二丁目西町会の御神酒所から大人神輿が出発。

 根津神社300年祭のスタートを飾るのは町内神輿の御霊入れ(みたまいれ)です。 通年は神社から神主さんが御神酒所に来られて神輿の社に「御霊」を入れてもらうのが長い間の慣例になっていましたが、 三百年を記念して今年は「宮入」をしようという試みです。

 金曜日にもかかわらず担ぎ手もたくさん集まってきました。

 私はこうした夜の神輿渡御(とぎょ)が子供の頃から大好きでした。

 揺れる神輿に飾られた提灯の灯火、夜の不忍通りを行くこの風景は根津神社のお祭りのシンボルのひとつでもあります。 今晩は神輿一基だけの渡御でしたが明日の夕方には根津七ケ町の連合渡御が予定されています。

 これまた必見の価値ありですので是非お出かけください!

介護保険部17年度決算を監査。(監査委員室から)

10:00 区役所監査事務局で17年度決算の監査が行われました。

 今日は介護保険部についてで所管課は介護保険課・高齢者福祉課・国保年金課の4つのセクションです。 医療制度の改革や介護保険制度の見直しなどに伴い介護保険部の業務も増大。区職員の仕事量も確実に増えているようですが、 モチベーションを下げずに頑張ってもらいたいものです。

 私からは以下の点について意見を述べさせてもらいました。

1. 介護予防など拠点施設の整備については民間との共同を進めるべきだが事業用借地権の設定など契約を締結する際には将来に渡って区民に不利益を及ぼすことなきよう、 契約内容の精査を慎重に行うこと。

2.職員のヘルス・メンタルマネージメントについては、管理職などが常時気を配り、リスク回避に努めること。

3.国保徴収員嘱託制度については、事故防止策としてモバイル端末の導入を早急に検討すること。

2006年09月16日

根津神社三百年祭・2日目(名誉にも・・・)

13:00 根津七ケ町の連合渡御。 私は実家である根津藍染町の神輿の運行役員として渡御の進行役を務めました。神輿は町内を巡行した後、根津神社境内へと進みます。

 神社にて玉串奉天を終え、一本締めで神輿を上げるのですが光栄にも私が一本締めの音頭を取らせてもらいました(写真)。

 300年に一度の大祭ですからとても名誉なことです。神輿の馬(台座)の上に載ったときにはさすがに足が震えました・・・。

根津神社三百年祭・2日目(子供の頃から祭り好き)

10:00 千駄木二丁目西町会・町内子供神輿が巡行。私も副責任者としてお手伝い。 下町に住む者にとってはお祭りは避けて通ることのできない風物詩のひとつ。 必死で神輿を担ぐ子供たちの表情からもわかるように、 根津・千駄木ではごく自然にそしてごく当たり前に祭りの楽しみやマナーが大人から子供へと引き継がれています。

 だから下町の子供たちはみんな祭り好き。大人になってこの地を離れた若者たちも、 お祭りには必ずといって良いほど実家であるこの根津・千駄木に戻ってきます。

 またお祭りには懐かしい顔にも再会できたりして・・・それもまた楽しみの一つです。

2006年09月17日

根津神社三百年祭・3日目(古しきゆかしきこの姿・・・?)

 根津神社神幸祭の本社神輿3基の担ぎ手は、各氏子町会から25名ずつ選ばれます。 そのうちの4人が兄の会社の社員の皆さんそして友人から選ばれました。(写真)

 祭り好きの兄(写真中央)が誘ったのでしょう・・・。でも終わってみて皆さんに感想を聞いてみると異口同音に 「いい経験をさせてもらった!」とのこと。

 ちなみに支給された衣装は返さなくていいみたいです。でも今後着ていく場所と機会もちょっとなさそうですね・・・ まぁ家宝になるとまではいかないかも知れませんが思い出の一品として大切にして頂ければ幸いです。

根津神社三百年祭・3日目(クライマックスは神幸祭)

 根津神社三百年祭もいよいよクライマックス。イベントのとりを飾るのは神幸祭(しんこうさい) と呼ばれる大行列です。

 氏子総代の列をトップに、児童が引っ張る猿田彦人形山車、その後をこれまで担がれることのなかった「本社神輿3基」が続きます (写真)。神輿の担ぎ方も古式ゆかしき作法にのっとり、担ぎ手は装束姿での静かな渡御(とぎょ)です。

 三百年祭にふさわしい立派な行列です。朝一番で神社を出発した行列が氏子町会を廻り神社に帰着したのは午後4時。 宮入直前に若干の雨に見舞われましたが、渡御に影響なく事故もなく予定通りに運行できたことは当に根津神社の御加護の賜物です。

 それにしても3基の神輿は信じられないほどに美しかったです。

2006年09月20日

自治法改正と議会運営への影響。(議会運営委員会)

10:00 区議会第2委員会室にて議会運営委員会が開会。

 会議の冒頭煙山区長より発言。「人権擁護委員の推薦にかかる議会への意見聴取」が議題となりました。 今回は4名の候補者の名前が挙げられましたが、今後各会派持ち帰り9月29日(金) に再度開かれる議会運営委員会にて区議会としての意見を決定することに・・・。

 次に議題となったのは「地方自治法の一部改正に伴う会議規則及び委員会条例への影響」について、 根岸区議会事務局長からの報告によると今般の地方自治法改正に伴い私達区議会の運営規則も大きく変わる予定で例えば1. これまで議員にしかなかった議会召集請求権が議長にも付与されたり、2. 一人の議員が複数の常任委員会の委員になることが可能になったりと重要案件が多数浮上してきました。

 来年の第一回区議会定例会中には協議・会議規則などの改正をしなければならないのでタイトなスケジュールでもありますが、 委員長の私としては今後全国市議会議長会で示される「標準市議会会議規則」などを参考にしながら、断続的に委員会を開催・協議し、 委員の皆さんと協力し合ってなんとか早いうちにまとめていきたいと思っています。

2006年09月21日

サーマルリサイクルの実証確認始まる。(清掃・リサイクル特別委員会)

10:00 清掃・リサイクル調査特別委員会が第一委員会室で開会。私は委員として出席。

 廃プラスティックのサーマルリサイクル(焼却)の実証確認が品川区・杉並区・足立区・大田区の各一部地域で始まりました。 現行不燃ごみとして出されているプラスティックやゴム、皮革類を「可燃ごみ」として収集するモデル事業です。

 清掃工場では焼却による安全性の確認が行われると同時に早ければ20年度には各区で本格実施されるとのこと・・・。

 安全性の確認については是非とも綿密かつ詳細に行ってほしいと思います。また分別の仕方についてはこれまでと一変するので、 区民や地域への説明も丁寧にやっていかなければなりません。今後区としての説明責任が問われる重要な課題になることでしょう・・・。

障害者計画の改訂で大論戦。(厚生委員会から・・・)

 10:00 区議会第一委員会室(写真)にて厚生委員会が開会。

 私も委員の一人として出席。午前中、障害者計画の改訂についてが議題となり大論戦となりました。本年4月から「障害者自立支援法」 が施行されたのに伴い、文京区の障害者計画も改訂していかなければなりません。障害者を取り巻く環境も一変。 と同時に国や地方の役割分担や財政負担も変わります。また自立支援法の不備も指摘されています。

 まさに課題山積の案件です。

 今日は私も30分ほど質疑に立ちました。 障害者施策についてはでき得る限り手厚くという思いは私達議会も執行機関である文京区も同じ。問題は財源の確保についてです。 今日の質疑の中で明らかになったのは今般の障害者計画の改定で文京区にとっても大きな財政負担が生じるとのこと。 現在のサービスを後退させないためにも、国や東京都へ応分の負担を求めていくべきですし、 文京区の中でもこれらを単に福祉部だけの問題とせず庁内を挙げての課題と認識し財源確保に努めるよう要望しました。

 また自立支援法の施行に伴う環境の変化は障害者当事者ばかりではなく、 障害者が利用する施設の運営者にも大きな影響を及ぼすことが懸念されています。

 とりわけこれまで国や都からの補助金を頼りにしてきた小規模の障害者施設などでは今後の運営が危ぶまれる施設も出てくるようです。

 自立支援法では今後5年間のうちに現在の施設を補助金等に頼らない法内の施設に移行することが求められていますが果たしてスムーズにいくかどうか?

 幸い今日の福祉部長の答弁では「決して施設や通所者を路頭に迷わせるようなことはしない。 今後区内のそうした施設とは個別に時間をかけて協議をし、その施設にあった対応をしていく。」 との心強い意気込みを聞くことができ若干胸をなでおろしています・・・。

2006年09月22日

区立小・中学校将来ビジョンその後。(文教委員会から)

 10:00 区議会第1委員会室で文教委員会が開会。

 質疑・議論の焦点は午後から行われた「区立小・中学校将来ビジョン(素案)」について。教育委員会(教育改革担当課) からはこれまでの区内各地での説明会や今後実施予定のアンケート調査について報告がありました。

 これまで行われた地域説明会は計24回。参加実数は1000名を超えました。

 教育委員会としては将来の区立学校像を保護者・区民とともに考えるという視点で臨んだらしいのですが、実質的には各校の統合・ 配置など個別の問題が中心となり、双方の議論がかみ合わなかったようです。

 保護者にとっては、まさに自らの身に降りかかってくる問題でもあるのでかみ合わないのも無理ありません・・・。

 でも今の区立学校の状況を放置し、問題を先送りするのは正しい選択とはいえないと私は思っています。 殊に中学校では待ったなしの状況です。

 幸いにも今日の委員会の雰囲気では緊急の課題である五中・ 七中の統合については議会各会派一致してコンセンサスが得られたような気がしています。

 写真は今朝の朝日新聞の都民版。5・7中統合と新校建設予定地新大塚公園の廃止に関わる問題について報じられています。 これまではどちらかというと公園廃止に着目したテレビ放映やマスコミ報道が多かったのですが、 今回の記事は文京の区立中学校がおかれている実情にも言及されています。

 これまでとは違ってやや中立的な立場に立った報道と私自身は評価しています。

 公園廃止にあたっては様々意見があることも承知してはいますが、是非とも当事者であると同時に「文京区の宝」 ともいえる子供達のことをまず何よりも第一に!そんな視点での早期解決が不可欠だとつくづく感じます。

 私としては新大塚公園および教育センター跡地を活用しての新校建設することで近隣住民の皆さんとの合意が得られることを心から望んでいます。

2006年09月23日

お疲れ様でした・・・。(ふれあい館から)

 18:00 不忍通りふれあい館で、根津藍染町会の祭礼直会 (なおらいと言っていわゆる打ち上げのこと)が行われました。

 思えば先週木曜日の夕刻に始まった神酒所づくりから、週明け月曜日の朝の蔵入れ(神輿や山車など神社の蔵にしまうこと)まで・・・ みんなある意味仕事をなげうってまでのボランティアですから「本当にご苦労様でした。」の一言につきます。

 特に藍染町会は神幸祭第四区の人員交代の責任町会でもありましたから、事故なくスムースな交代を行えたことは何よりでした。

 しかし、反省すべきことも多々あると思っています。

 私は神幸祭の子供担当でしたが、当日まで申し込みを保留していたお子さんの飛び入り参加を「事前申込者のみ」 の原則を理由に参加させてあげることができませんでした。(その後、 私も交渉し最終的には町会長の判断によりOKを取ったのですがお子さん自身は泣いて帰ってしまいました。)

 他の町では事前申し込みをしていた障害児を持つお子さんが「親の付き添い不可。」 との理由で参加できなかったというお話も聞きました。

 荘厳さや儀礼を優先するがあまりに起きた悲しい出来事です。しかも子供たちを巻き沿いにしてしまったことには私も心痛むし、 大いに反省しなければならないと感じています。

 「古しきゆかしき」はいいけれど、今後350年・400年祭を担っていくのは今の子供たちそしてこれからの子供たちです。

 二度とこのようなことが起きないように、現場の私達はより一層気配りをしていかなければなりません。

2006年09月25日

景気の上向きと予算配分について。(監査事務局から)

 9:20 8月分の例月出納ならびに定期監査が監査事務局で行われました。

 例月出納監査では特別区税の顕著な伸びが報告されました。景気の回復が背景にあると思われますが、 地元などでは未だ実感がわかないというのが正直な印象です。 (今年度の特別区民税は前年度の個人の所得の下に算出されるので実際は昨年からすでにプラス成長に転じたということでしょうか?)

 こうした地域の実情との落差やタイムラグについては今後十分な検証が必要です。 ちなみにたばこ税についても前年同月比対比で約3000万円増。これについてはたばこの値上げを見据えての買いだめの影響と見られています。

 いずれにしても来年度予算の歳入見積りについてははこれらの現象・影響をどう検証し、 適切に判断また予算計上していくかが問われると思います。

 例月出納監査に続く定期監査では保健衛生部より昨年度決算およびこれまでの課題および今後の取り組みについて報告を受けました。

 小石川保健サービスセンターのシビック内への移転や介護予防事業あわせて障害者自立支援法施行に伴う利用者サービスの維持など・・・ 超えなければならないハードルは高いと思いますし、 と同時にこれまで私が厚生委員会などで発言してきた財源の確保は必要不可欠な課題だと思います。

 こうした様々な環境の変化にどう対応していくのか?少なくとも障害者自立支援法と区が行う支援事業については、 法の趣旨が地域で障害者を守り自立を促していくという視点に立脚して成り立っているとするのであれば、 国や東京都からの応分の財源の移譲は必須であると思いますし、 文京区の来年度の予算編成に当たっても予算配分については重点課題として捉えていく必要があると思います。

 総じて来年度予想される歳入増加をどう見積もるかと、 何を重点課題としてメリハリある予算配分をしていくかは来年度の予算編成に当たっての重要な要因になることでしょう。

2006年09月26日

タイムリーな区政課題について議論(総務区民委員会から)

 10:00 総務区民委員会が開会。(写真は区役所24階、区議会委員会室入口)

 私は委員ではないので終日傍聴です。

 今日の質疑では区政の中でもタイムリーな課題について議論が展開されました。主な質疑の項目と私の所見は以下の通りです。

1.コミュニティバスについて。
(所見)来年度から1路線のテスト運行が始まるとのこと。具体的なルートは未定ですが春日→千駄木周辺を軸に検討されているようです。 私はコミュニティバスの導入には慎重派のひとりです。需要の見込みやコストの精査については十分調査の上、 費用対効果に大きなズレが生じないよう細心の注意を払うべきです。

2.元町公園を活用しての総合体育館の移転について。
(所見)元町公園の文化財としての価値については今後の検討課題ということではありますが、 もう一方では現在の地では建て替え不可能かつ区民ニーズの大きい湯島総合体育館の移転問題も現実化しています。 解決のためには柔軟な対応が必要です。

3.国民保護計画の策定について。
(所見)テロ対策や他国による武力行使への防備策として早急な計画策定を要望します。

4.柏総合グランドの売却について。
(所見)目白台運動場の取得とともに柏グランドもその役割を終えました。従ってその売却には賛成です。 今後は一般競争入札に付するとのことですが・・・売却価格が果たして区の思惑通りにいくかどうかはやや疑問です。

5.安心安全まちづくり推進地区の指定について。
(所見)春日町周辺・千駄木・湯島地区などが推進地区に指定されましたが防犯・ 防火はもちろんことポイ捨てや歩行喫煙防止にいたるまできめ細かい事業の推進が求められます。

17:00 委員会終了。質疑は今日一日では終了せず明日再度委員会が開催されます。補正予算の審議や請願・ 議案の審査など明日も盛り沢山の内容です。

2006年09月27日

補正予算を審議。(総務区民委員会2日目)


  総務区民委員会2日目。今日は主に補正予算の審議を中心に質疑。

補正予算の審議の前に施設管理部より、区有施設内エレベーターの点検結果について報告がありました。

 区有施設に設置されているエレベーターは全部で69基。うち10基がかつて問題となった「シンドラー社製」。 調査で不具合が発生したのは39件で思ったよりも多いという印象。大きな事故に至る恐れのある不具合はなかったものの、 特養老人ホーム千駄木の郷(写真)ではソフトウェアに問題があり扉が10センチほど開いたまま下降するという不具合が生じています。

 やはりシンドラー社製でした。

 ソフトウェアの交換後は正常運転されているとのことですが、今後も注意を要します。抜かりなく監視体制を強化してもらいたいです。

 次に補正予算についてですが今回の補正予算の総額は一般会計・特別会計合わせて約48億円。 障害者自立支援法に伴う地域生活支援事業(5000万円)、保育ビジョン策定(930万円)、 小石川保健サービスセンター移転経費
(2500万円)、区立小・中学校の将来ビジョンに関する調査(9300万円)などなど・・・。

 今日の質疑では触れられなかったのですが私が注目しているのは「保育ビジョン」の策定について。学識経験者や区民、 保育園関係者などが検討委員会を作って来年3月までにビジョンをまとめます。

 「子育て支援の充実」は煙山区長が掲げる重要なテーマのひとつ。

 半年間という短い期間ではありますが、是非知恵をしぼってもらっていい案を作ってほしいと思っています。 

2006年09月28日

まさしニュースが完成。(旬な話題をお届けします)

  私の機関誌「渡辺まさしニュース」2006秋特集号が完成しました。

 今回はA4版4ページの構成で、サーマルリサイクルや小中学校将来ビジョン、まちづくりの活動や議会の活性化計画についてなど、 区政の旬のテーマ盛りだくさんです。

 後援会の皆さんへの送付や街頭活動などでも配布を予定しています。

 この機関誌は私にとっては重要な情報伝達の手段です。最近は政治家もネットで活動を伝えることが主流になってきましたが、 お年寄りやPCを使わない方々に対するアプローチとしてはやっぱり紙媒体が最も有効! お蔭様で新しいニュースを楽しみにしてくださる方も増えてきました。ありがたいことです・・・。

 常に鞄や胸のポケットに携帯して、一人でも多くの区民の皆さんに私の活動を知ってもらえるよう配布していきたいと思っています。

2006年09月29日

補正予算などを可決。(本会議場から・・・)

 10:00 議会運営委員会 人権擁護委員候補者の推薦については、 区長の推薦する候補者(4名)に対し区議会として「異議ない」旨を決定。

14:00 本会議 これまでに各委員会において審議された議案(議員提出議案を含む) 12議案について各委員長より委員会での審議の過程および結果について報告を受けました。その後採決に・・・。

 結果平成18年度文京区一般会計補正予算をはじめ区長提出議案11件が賛成多数で可決成立。

 その他「出資法及び貸金業規正法の改正に関する意見書」が全議員提出議案として可決。 出資法第5条の上限金利を例外を設けることなく利息制限法第1条の制限金利まで引き下げることや貸金業規正法第43条の「みなし弁済」 規定を撤廃することなどを政府に意見書として提出することが決まりました。

 来週からは決算審査特別委員会が約1週間に渡り開かれる予定です。

2006年09月30日

久しぶりに練習に参加。(体育館から・・・)

 16:00 バスケの練習に久しぶりに参加しました。

 根津神社のお祭り、また前後の準備や片付けなどで忙しく定例練習には約1ヶ月ぶりの参加です。

 それでも今日も6時から町屋の斎場でのお通夜に参列しなければならないので早退しなければなりません。

 いつものように、アップ、ドリブルシュート、ランニングシュート、リバウンドシュート、フリースロー、 3対2とこなした後に8分間のゲームに参加。とんぼ返りで家に戻り着替えて町屋斎場へ・・・焼香の後、 その足で地元に帰って根津七ケ町大人神輿連合の直会に出席。

 夕刻から夜にかけては結構バタバタしてしまいました。

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