« 2007年05月 | メイン | 2007年07月 »

2007年06月のバックナンバー

2007年06月01日

検証!区議会議員選挙 その2(自民VS民主の激突)

 昨日に引き続き選挙の検証です。今日は政党同士の戦いとその結果について・・・。

下の票は、今回の区議選での各党得票と当選者数。
(公認候補のみを対象・算出にしました)

自民党 18,575  9

民主党 17,526  6

共産党 13,697  7

公明党 11,270  6

社民党   1,420    1

無所属 14,517  5

下馬評どおり自民党対民主党の激突という展開でした。得票という意味では拮抗する両党でしたが、当選者数では明暗を分けました・・・。

 民主党としては得票からみても最低8議席は獲得できると思われましたが、 新人の準備不足や区長選挙への対応などが影響したものと思われます。「組織として戦う!!」 という意味ではまだまだ未熟な我が党の現状を露呈してしまいました。

 猛反省しなくてはなりません!!

 前回(4年前)は公明党と共産党が激しくぶつかり、結果として公明党は逆風を制して大躍進しました。
3・4・5・6・7位と当選者6人中5人を上位に揃えた当時の公明党の戦いぶりは実に見事で、 組織政党としての強みを見せつけられたような気がしています。反面共産党は3人が落選するという憂き目に・・・。 しかし 今回共産党は盛り返し議席を増やしました。

明日へ続く

 

 

2007年06月02日

検証!区議会議員選挙その3 (結論として・・・)

 選挙の検証最終回です。この3日間に渡って自分なりの思いを綴ってきました。

結局、結論めいたことは明確には見い出せなかったのですが・・・。

でも確かに言える事は「選挙はその都度、その都度」だということ。勝ったり負けたり、勝因も実ははっきりしない。 それが私自身20年間選挙をやってきた者としての実感かな・・・?って思っています。

もっとも、明らかに時代は流れ、選挙も進化・様変わりしていることも事実です。選挙運動にしてみても「質より量」 が重視される傾向にあることはやや悲しい気にもなりますが、 それでもそうした現実をしっかり受け止め有権者に響く活動をしていかなければなりません。

 私自身も今回のこの結果、検証・分析を通じて得た教訓を活かした運動を心がけていきたいと思っています。

 またそういう意味においては、今回惨敗した我が民主党にとっても今回の結果を「かけがえのない経験・教訓」として捉え、 今後の戦いに備えていくことが何よりも大切なことでは?・・・そう確信して、前向きに進んでいくしかない。

 勝ち負けはそんな姿勢についてくるものなのでしょう・・・。(結論になってない?)

 検証!区議会議員選挙 終。

2007年06月03日

消えた年金問題。(民主号外版から・・・)

 昨今、国民的な問題となっている「年金問題」。民主党の調査・ 追及で発覚。

 社会保険庁のこのようなずさんな管理を絶対許しておいてはいけません。
私たち地方議員のもとには民主党本部より、年金問題を取り上げた政策ビラの雛形が届きました(写真)。

 私もコピーをして区民の皆さんにお配りしているところです。

 国民はみんな本当に怒っています・・・。国民の最も身近かにいる私にはそんな怒りが ひしひし と伝わってきます。 また私たち民主党もそうした思いに応えるべくしっかりとした対応策を国民に示し、支持を訴えていくことが最優先。 今回の政策ビラにはそうした対応策が具体的に示されているので是非とも参考にしていただきたいと思っています。

 ちなみに私のホームページ「まさしニュース」https://masashi-net.jp/news/index.htmlにもアップしておいたので是非ご覧ください! !

次回更新は7日に!(韓国済州道に行ってきます。)

 明日から2泊3日で、韓国済州道(島)を訪問してきます。

文京日韓親善協会の国際交流事業への参加です。文京区からは区民および民団文京支部の会員の皆さんなど約50名が参加予定です。
訪問の内容については7日(木)にまとめて更新、ご報告させていただきます。

2007年06月04日

済州(チェジュ)へ 第1日目

 早朝、私たち文京日韓親善協会の一行は成田より一路、済州島へ・・・。

総勢44名の訪問団。事務局長としての私の責任も重大です。 事務方の責任者として事故やトラブル無く2泊三日のこの訪問を成功させなければなりません。

到着後昼食を済ませ、まずは済州女子学園を訪問。
同校の理事長である金 和男氏は文京区在住。

今後おおいに交流を深めていきたいと思っています。

 校長先生から歓迎の挨拶を受け、校内を見学。
グランドで写真を撮らせてもらいました(右一枚目)。


 その後一行は済州道庁へ。金 泰煥済州道知事も出席のもとに歓迎レセプションが行われました (写真2枚目)。

 済州道特別自治区は人口56万人。佐渡島ほどの小さな島ですが、 韓国のリゾート地としてまた昨今は新たな産業の発信地として目覚ましい発展を続けている自治体です。

 特に島内から湧き出る地下水から作ったミネラル
ウオーターを全世界に向けPR中とのことで、経済の
発展も今後大いに期待できそうです。

 今日のレセプションでも「これを機会に文京区と
の連携も深めていきたい!」との金知事の意思も聞
くことができました。

道庁訪問の後は道議会へ。道議会正副議長が出迎えて頂き、懇談を・・・。 最後には道議会前にて記念撮影
(写真3枚目)。

 なお、今回の訪問で道庁・道議会との仲介の労をとって頂き、終日お付き合いいただいたハ・ ミンチョル議員には心から感謝したいと思っています。

 ホテルでの夜のパーティーでは、今日の訪問先関係者やバレーボール・ボーイスカウトなど道民の方々も参加して頂き、 交流の輪がより一層広がりました。
この夏には文京のボーイスカウトの子供たちがこの地を訪問予定です。今後、こうした市民レベルでの交流を深めていくことが大切です。

 何だか慌しい一日でした・・・(小疲労)。

 

 

2007年06月05日

済州(チェジュ)へ 第2日目。

 済州島訪問第2日目です。

今日は観光を兼ねて島内各地を廻りました。ご存知の方も多いと思いますが、 済州島は韓国ドラマや映画の撮影のメッカだそうでロケ地めぐりのツアーも大人気です。今日は現在撮影が進行中の「大帝四神紀」 のロケ地現場を見学しました。一般の観光客は入れないらしいのですが今回は道庁などのご配慮により特別に見せてもらいました。

 このドラマ、高句麗時代の韓国を描いたものだそうで、主役はペ・ヨンジュン。それだけでも参加したご婦人方は大喜びです!! 私は韓国ドラマについてはよくわかりませんが、この「大帝四神紀」は日本でも近く放映されるとのことなので是非見てみようと思っています。

 影響されやすい性格です・・・(笑)。

2007年06月06日

済州(チェジュ)へ。 最終日

 済州島訪問最終日です。

午前、中文地区にあるコンベンションセンターを訪問。中文地区は高級ホテルが点在する島内随一のリゾート地区です。 コンベンションセンターはその中心的存在で国際都市済州(チェジュ)を象徴する施設だそうです(写真1枚目)。

 国際会議場や劇場などが配置、ここにも韓国ドラマのロケ地になった場所を開放・・・観光客の話題をよんでいます。

 

 

 

午後、市内に戻って市場を散策(写真2枚目)。道民の台所です。さすがに海産物が豊富で太刀魚・いか・ たら・貝類など日本でもお馴染の魚が軒先に並びます。 また済州島の特産物は「みかん」だそうで、 その苗木を持ち込んだのが文京区の在日韓国人(先代)の方々だったそうです。日本に渡り成功した人達が 「何とか故郷のために貢献したい。」との思いで考えに考え「みかんの栽培に適している。」ことを発見、 苗木を持ち込んだのが最初だったと聞き、感動しました。

 同行したバスガイドさんも「実家はみかん農家で、みかんの木のお陰で大学を卒業できた。」と話していました。

 そういう意味では今回のこの訪問は文京区の在日の皆さんにとっては「故郷に錦を飾った」かたちになったのかも知れません。


 

18:30 済州空港より成田へ・・・(写真3枚目)。慌しい3日間ではありましたが、 参加者のみなさんも大満足です。何よりも事故やトラブル無く無事終えられたのが一番。私もほっとしています。

 これを機会に交流の輪が広がっていくことを大いに期待していますし、 文京日韓親善協会としても今後様々な事業を通じてPRに努めていきたいと思っています。ご協力、ご参加のほどよろしくお願いいたします。


2007年06月07日

社会保険労務士への年金相談。(新聞報道から・・・)

 日々疑惑や疑問が拡大化する「宙に浮いた」年金問題・・・。

国民にとっては切実な問題だけにこのまま放置しておくわけにはいきません。問題の本質をこの際明らかにし、 誰もが安心できるような対応策を講じていかなければなりません。 今朝の新聞では全国社会保険労務士連合会が年金相談などの強化を全国の社会保険労務士に呼びかけたとの記事が報じられました(写真)。

 とっても大事なことです。私も早速、社労士会文京支部長さんと連絡を取り話を聞かせてもらいました。今後、 社会保険事務所と連携して相談窓口の強化を図っていくとの事。また、文京区で年2回行っている年金相談(2月・8月) 等についても区からの要請があれば時期の前倒しなど、文京支部にて対応策を検討してくださるとのご返事も頂きました。

 今後この問題が文京区民の間でどう波及していくかは未知ですが、 状況によっては文京区と社労士会との連携による対応策も必要ではないかと考えています。

 

2007年06月08日

経費節減!(掲示板を新調)

 地元、根津藍染町会で掲示板の新調をすることとなりました。 写真を見ておわかりの通りもうボロボロです。
こうした掲示板は地域のお知らせや清掃やリサイクルのことなど、私たちの生活に欠かせない情報を提供してくれる重要なアイテム。 また掲示板には区設および町会設置の2種類があり、今回は町会掲示板の新調です。

 区設掲示板は設置費用を全額文京区で負担してくれるのですが、町会のものには補助がありません。従って、 町としても経費節減のために何社か業者さんに見積もり依頼をしているようです。

 私のところにも「看板屋さんを紹介してほしい」との依頼が・・・。
早速、選挙のときにお世話になった台東区浅草のカワスミ商店さんhttp://www18.ocn.ne.jp/~kawasumi/index.htmlにお願いしたところ、 今朝一番で社長さんが駆けつけてくれました(写真)。

 カワスミさんにも経費節減の趣旨をよく理解して頂きました。いつも無理を言って申し訳なく思っていますが、 そのたびに 快く しかも迅速に対応してくださることには心から感謝しています。

 浅草商人の心意気を感じます!!

2007年06月09日

おじさん達の楽しみ・・・?

16:00 バスケの練習に参加。久しぶりです。今日は宿敵グーニーズとの練習試合、 宿敵とは言っても相手は名門です、結果は言わずもがなになりましたが・・・。

 でも、楽しい時間を過ごすことが出来ました。試合の結果よりもいい汗と嬉しい一本のシュートが決まるのがやっぱり何より・・・ チームメイトの川田さん(写真右)もミドルシュートが一本決まって満面の笑み!

 今日もビールがうまい!!

 まさに、おじさん達の楽しみです

2007年06月10日

第4分団が優勝!(消防団操法大会)

10:00 本郷消防団の操法大会に出席。毎年恒例の行事です。

 本郷消防団は区民で組織された防災組織、地域に分かれて6つの分団で編成されています。 また日頃の消防活動訓練の成果を披露すべく年に一度、こうしてコンクール形式で操法大会が開催されています。

 1分団5名チームで、可搬ポンプを使っての操法(ホース3本つなぎ、その後1本延長)で優劣を競う競技です。 会場となった東大構内も緊張感がみなぎっています・・・。

 結果は第4分団(根津地区)が優勝、準優勝は第5分団(千駄木地区)となりました。

 

2007年06月11日

成沢区長が所信表明。(区議会定例会開会)

 平成19年区議会第2回定例会が本日より開会。改選後初の定例議会です。

 初日である今日の本会議では成沢新区長の所信表明が行われました。

 「透明性の確保」「説明責任」「区民参画」「公平性」をマニフェストに掲げた成沢区長ですが今日の所信表明においても、 そうした原則に則り、子育て支援策や高齢者施策など随所に具体的な提案も示され、中身のある所信表明であったと思います。

 また冒頭、特養老人ホームくすのきの郷で発覚した介護報酬不正請求問題にも言及、陳謝。
結果として就任前の問題について責任を負う形となりました。区長自身としても内心悔しい思いもあったかに思いますが、非は非として認め、 対応策に全力を尽くす!と強く表明されたその姿勢には私自身も共鳴するものがありました。

 これもリーダーとして通らなければならない「道」なのかも知れません。

 所信表明の後には新副区長・新教育委員について区長の提案を受けて議会が同意、副区長には小祝総務部参事、 新教育委員には岡野俊一郎氏(留任)および根岸総務部参事(新任)が就任しました。

 明日からは各会派による一般質問が3日間に渡り行われる予定です。

 

2007年06月12日

心待ちに・・・?(障害者ボーリング大会)

9:30 後楽園ボーリング場、私が所属する東京本郷ライオンズクラブ主催 「文京区障害者ボーリング大会」に参加。

 毎年恒例のアクティビティ(奉仕活動)です。今年も区内各通所施設から150名以上の人達が集い、ひと時ボーリングで汗を流し、 そして楽しみました。
みなさんこのイベントを心待ちにしていたようで、9時にはすでに全員集合。当初10時開会予定も30分繰り上げの開会となりました(写真上) 。

 私も靴の貸し出しをお手伝い(写真下)。ボーリング場のスタッフになった気分です!

 プレーヤーの皆さんの腕前もなかなかのもので、健常者顔負けの力強いボールを投げる人もちらほら・・・ また笑顔と笑い声が絶えない会場の雰囲気には心癒されるものがあります。

 

 私たちにとっては誇れるアクティビティです。

なお、東京本郷ライオンズクラブはこのたび神田ライオンズクラブと合併、7月より「東京中央ライオンズクラブ」と名称変更、 新たに生まれ変わることとなりました。

 本郷ライオンズとしては今日が最後のイベントとなりましたが、このボーリング大会は引き続き開催していくことになっています。

 

 

戸井田ひろし議員が登壇。(一般質問初日)

14:00 本会議。今日から3日間に渡り各会派による一般質問が行われます。

 私たち民主クラブからは戸井田ひろし幹事長が登壇。私たちの会派では改選後初の一般質問は幹事長が行うこととなっています。
戸井田氏も幹事長として3年目を迎えます。今や議会を代表するメンバーの一人です。今日も抜群の安定感と広い見識を大いに発揮し、 注目を集めました。
主な質疑の項目は以下の通り。

1.成沢区政の区民との信頼の構築について。
2.都・区協議について(23区の今後のあり方など)。

3.今後の財政運営と行財政改革に関して。
4.基本構想・実施計画について。

5.観光事業について、国民体育大会について。
6.区立小・中学校将来ビジョンについて。

 2013年に開催が予定さている「東京国体」については小石川運動場がサッカー会場として内定していることが明らかになりました。 施設の整備が必要になってくることと思います。

 「小中学校将来ビジョン」については、今後予定されている区民会議の答申や区民意見を参考とし、 ビジョンの見直しを前提として大規模校のあり方やなどについての検討を行っていくとの事。また、検討にあたっては区民・保護者・ 地域代表などによる協議機関を本年10月ごろまでに設置し、情報の共有を図りながら、十分時間をかけていくとの教育長の答弁でした。

2007年06月13日

街頭準備。(事務所から・・・)

14:00 本会議 各会派による一般質問第2日目です。渡辺智子議員(公明)と田中和子議員(市民) の二人が登壇しました。

18:00 根津事務所に戻り、街頭活動の準備です。我が民主党文京支部では今日から区内各駅頭で「消えた年金問題」 についての政策ビラの配布活動を開始しました。明日は根津駅で私の担当です。

 拡声器やのぼり旗の準備や、政策ビラのコピーや折りなど事務所での作業です。 選挙も終わりスタッフやボランティアの人もいなくなったので、何でも一人でこなさなくてはなりません(写真)。

 ビラは2000部用意。 明朝、天気がやや心配です・・・。

2007年06月14日

「消えた年金」街頭活動。(根津駅頭から・・・)

7:00  根津駅頭にて街頭活動。我が民主党文京支部では「消えた年金街頭活動」 と称し昨日より区内主要駅頭にて活動を開始。

 今日も年金問題についての民主党の対策を訴える政策ビラの配布を行いました。 今後民主党文京支部長・増子ひろき都議会議員(写真) を中心に連日、民主党の年金政策を訴えていきます。

 200部用意していた政策ビラも1時間でほぼ完配。この問題に関する国民の怒意識の高さをあらためて実感です。


14:00 本会議。各会派による一般質問最終日です。今日は前田くにひろ(新風会)、萬立みきお(共産)の両議員が登壇しました。

 

 

 

 

2007年06月15日

何とかならないのか・・・?(放置自転車対策)

14:00 団子坂下で放置自転車の撤去作業に遭遇。

 放置自転車対策については「まさしニュース」などでも度々取り上げてきました。

文京区の放置自転車対策について簡単に説明しますと・・・。
1.駅周辺など放置自転車が多いエリアに駐輪場を設置する。
2.駐輪場が整備された地域を「自転車放置禁止区域」に指定する。
3.それでも放置される場合は撤去する。

以上のようなステップを踏んで放置自転車が撤去されることになります。つまり、 「自転車を一定時間駐輪する場合は自転車駐車場を利用してください。守ってくれない場合は撤去しますよ。」ということです。

 それでも無くなることのない「放置自転車」。

ちなみに放置自転車対策にかかる費用は・・・
1.放置自転車の整理に関する経費(整理員の人件費など) 1170万円。
2.放置自転車の撤去・廃棄にかかる経費            2066万円
3.放置自転車保管所運営経費                    253万円

 利用者のマナーに訴えることがまずは先決ですが、何か実効的な策も講じていかなければなりません。

2007年06月18日

23区合併論が現実に・・・!?(自治制度特別委員会から)

10:00 第2委員会室にて「自治制度・行財政システム調査特別委員会」が開会。

 改選後初の委員会となる今日は特別区区長会より講師を招いて「今後の都区のあり方」についての研究会。 最新の情報提供と意見交換が行われました。

1.都区間の事務の配分(役割分担)。
2.財源の配分(財政調整制度)。
3.区域のあり方(23区再編論)。

など・・・「自治や分権」を巡る東京都と23区の間には課題も山積です。とりわけ、特別区(23区) の区域のあり方については全国で市町村合併が急激に進んでいる昨今ではありますが、「東京富裕論」に対抗するためにも「再編ありき」 の議論ではなく、都区の関係をしっかりと構築した上で東京における自治のあり方について考える必要があります。

 とはいえ民間のシンクタンクの試案では千代田・文京・台東・荒川・足立の合併で「千代田市」 を創る構想なども発表されているようです。

 こうした課題については都区共同の委員会のもとに平成20年度までに基本的な方向を出すとの事で、 場合によっては23区の合併も急速に進む可能性も取りざたされています。

 うかうかしてはいられない状況です・・・。

2007年06月19日

文京区、事業者指定を取り消される。(重い処分です。)

 文京区立特養老人ホーム「くすのきの郷」(写真)で発覚した介護報酬不正受給問題(6月11日・ まさし日記参照)で、東京都の処分が下されました。

 結果は「文京区の事業者としての指定を取り消す。」という大変厳しい内容です。しかも処分は「連座制」 といって他の区立の特養や在宅サービスセンターなど12施設にもおよび、区立としての運営は今年度限りで、 他の11施設も区の手を離れ民営化され引き継がれることとなります。

 文京区にとっては一大事、問題の究明と打開策など今後の対応が問われます・・・。

詳細については明後日に予定されている厚生委員会において区側から報告があるものと思いますが、 区議会としてもこのことを重く受け止め、議会総意としての意思表示をしていかなければならないと思っています。

 私も厚生委員会のメンバーのひとり。責任は重大です! 

 

 

2007年06月20日

カイザー訪問団が来日!(議会運営委員会から)

10:00 議会運営委員会が開会(第2委員会室)。

 姉妹都市ドイツ・カイザースラウテルン市からの公式訪問団の受け入れについて総務部より報告を受けました。 滞在期間は7月23日~29日。

 今回はドイビッヒ市長をはじめ6名の公式訪問団のほかに16名の少年サッカーチーム(引率者4名)も来日することになりました。

 朗報です!

 昨年はドイツワールドカップにあわせて、煙山前区長ほか文京区選抜少年サッカーチームがカイザー市を訪問。  私も当時議会運営委員長として訪問団に参加しました。子供たちにとっても一生の思い出になったことと思います。

 今年はホームグランドが代わって文京区での親善試合です。 試合のみならず日本の文化や歴史を学び、 文京区民と交流するという意味においてもカイザーの子供にとって、いい訪問になるよう願っています。 文京VSカイザーの交流戦は7月28日(土)・東大御殿下グランドで行われる予定です。

2007年06月21日

不正請求その後・・・。(厚生委員会から)

10:00 厚生委員会が区議会第1委員会室(写真)で開会、私も委員として出席。

 「くすのきの郷」における介護報酬の不正請求および文京区の指定取り消しについての質疑が行われました。
以下、質疑を通じて明らかになったことを私の見解も含め抜粋してみます。

1.処分の原因となる事実は「介護報酬の不正請求(4,600万円)及び虚偽の報告。」 不正について約5年間に渡り虚偽の報告をしていたという意味で、指定管理者である同胞互助会の責任は重いといわざるおえません。

2.区と指定管理者の関係については今後チェック体制を強化。(届出書類の審査の厳格化や抜き打ち訪問による確認の実施など。)

3.連座制を受けて、他の3箇所の特養老人ホームおよび「くすのき高齢者在宅サービスセンター」 を除く7箇所の高齢者在宅サービスセンターについても来年度に民設民営施設に転換。現在と同様のサービスの継承を図ることを確認しました。 施設を利用して障害者団体が運営しているラウンジや区の事業であるマッサージ事業などもこれまで同様変化なし。

4.くすのきの郷の指定管理者である同胞互助会については指定を取り消し、本年11月30日をもって区としてのサービスを終了、 速やかに民設民営に転換する。他の施設については引き続き、運営を同じ法人に引き継がれるよう要請する。

5.民設民営後もサービスの低下を招かないために、土地建物の無償貸付など今後も文京区としての支援を続けていく。

6.設置者として不正行為を発見、防止することが出来なかったことから文京区関係職員の処分については厳正に対処する。

7.5年後(設置者としての権利回復)、これらの施設を再び区立として設置し直すかどうかについては今後の課題とし、 現時点では判断しない。

などなど・・・。 

 なお今日の委員会では、来年3月までの民設民営化のスケジュールやその内容について随時報告を受けるために、 必要があれば定例会閉会中も厚生委員会を開催することが確認されました。 また今回の不正請求および指定の取り消しについては事態の重大性を鑑み、文京区議会としても「決議」 をもって意思表示をすることが決定しました。文案は厚生委員会正・副委員長に一任、今定例会最終日に「全議員提出議案」 として議決される予定です。

2007年06月22日

保育園入園状況。(文教委員会から)

午後、文教委員会を傍聴。

 区の組織改正で「男女協働子育て支援部」ができたことにより、保育園や男女平等施策などが今期より文教委員会の所管となりました。

1.保育園の入園状況
 5月1日現在、保育園待機児(希望していても入れない子供)の数は51名。久堅6名・柳町7名・水道6名と小石川地区に多い状況。 保育園待機児については年ごとに地域に偏在する傾向。(数年前は不忍通り沿い地区が多かった・・・。) それ故に新たに保育園を新設しても一気に解消ができないという問題点があります。新たに音羽地区に私立園「八千代保育園」 ができる予定で0歳~5歳までで計45名の定員増となりますが、解消に至るかどうかはわかりません・・・。

2.汐見小学校放課後オアシス事業の実施状況
18年度、放課後の居場所対策として汐見小学校(写真) でモデル的に始まったこの事業については1年間で大きな成果を挙たことが確認されました。登録者数は182名で汐見小学校全児童数の86% で児童たちの評判も上々です。課題は委託を受けてくれるNPOなどの事業者が不足していること、 また育成室との住み分けについても今後充分な議論が必要です。

 

 

2007年06月24日

チャレンジ精神で!(民謡大会に参加。)

13:00 シビック小ホールで開催された「ぶんきょう民謡大会」に参加。

 参加といっても来賓として出席したわけでなく、なんと「唄い手」としての参加です。

 仕事柄、これまでは区内民謡愛好団体の会合にお招きいただくことも結構多かったのですが、いつも「聞き手」としての参加でした。 「聞くだけじゃ何だから、自分でも人前で一曲くらい唄えるようになりたい!」と一念発起したのが1年半ほど前のこと。以来、 地元の民謡愛好会「雄声会」に入会し月1~2回ほど稽古してきました。

 そして今日はやっと「初舞台」というわけです。

 ご案内のように民謡は日本の伝統文化のひとつ、日本各地それぞれの生活・風習・風土・歴史から生まれた貴重な「日本人の財産」。 一曲一曲の唄の中にお国柄やその時々の土着の生活の匂いを伺う知ることが出来ます。私にとってはそういう意味でも大変勉強になります。

 私のデビュー曲は「ソーラン節」。

 最近はアレンジされて若者たちのパフォーマンスに使われたり、運動会においても子供たちのダンスの演目になったりしていますが、 ビギナー向けの曲みたいです。出来栄えはと言えば・・・まぁまぁといったところでしょうか?緊張の中にも気持ちよく唄わしてもらいました。

 とりあえず「初期の目的を達成!!」です。これからもこうして何事にも前向きに、 チャレンジ精神旺盛の私であり続けていたいと思っています。

 

2007年06月25日

放置自転車の行方・・・?(建設委員会から)

午後、建設委員会を傍聴。私たち民主クラブからは山本一仁・ 高山泰三議員の2名を建設委員会に送り出しています。また山本氏は今回委員長に抜擢。

 今日は区側の報告事項に対し、放置自転車対策について高山議員が質疑に立ちました。

放置自転車対策については以前この日記でもご紹介しましたが、今や区政における大きな課題のひとつでもあります。

 現在、撤去された放置自転車のうち持ち主に返還されるのは60%で、残りの約40% にあたる約4000台の放置自転車が毎年業者委託により廃棄処分になっています。(写真は東大前駅・自転車駐車場)

 ちょっとびっくりする数字です。

 警告作業や2か月分の保管業務、廃棄にかかる経費も年間合計約2000万円とばかになりません・・・。

そこで「こうした廃棄処分になる自転車を鉄くず資源として売れないか?」というのが高山議員の提案。

 きわめて真っ当な発想だと思います。実際に他の自治体では取り組んでいるところもあるそうです。 (引き取り価格は1台あたり100円くらいが相場とか・・・?)

担当課長の答弁としては
1.一定台数を確保しないと(最低200台)取引きの対象にならない。
2.ストックを保管する場所がない。

などの課題点も示されましたが、それほど高いハードルではないように感じます。
最終的には「今後この問題については担当部署である土木部管理課とリサイクル清掃課が連携を取りつつ研究していく。」との区側の答え。

まずは、一歩前進です。

 

2007年06月26日

コミバス路線拡大へ・・・?(総務区民委員会から)

10:00 総務区民委員会開会。

1.区政60周年記念事業について。
2.文京区長の誤った住民票の写し等の交付について。
3.旧本駒込北寿会館の売却について。
4.コミュニティバス運行事業について。
5.区有施設の中長期改修計画の見直しについて。

など、区側から報告を受け質疑が行われました。

 コミュニティバスの運行事業については区民の皆さんにとっても身近かな話題でもあるので、その実績などについてご報告いたします。
4月末から5月にかけて、約1ヶ月の運行実績は・・・
①乗車人数は延べ3万5975人。
②1日最高は1700人(4月30日)
とスタートは好調、区民からの評判も上々のようです。

 今後は路線拡大も視野に入れ利用状況や利用者の意向調査を今年中に行うとの事。 課題は採算性と利便性のバランスをいかに保っていくかということ・・・。以前にもこの日記で私の考えを述べましたが、 区民の利便性が高まるのはいいけれどコストが過剰になるのは問題です。 今後の調査結果を踏まえて路線拡大についても的確に対応してほしいと思います。

 なお、議会としては路線拡大についてはどの会派も賛成のようです。小石川地区への路線拡大や停留所の安全性の確保、 有料広告の活用などの積極的な意見も開陳されました。

2007年06月27日

年金問題を訴える!(民主党街頭遊説)

10:30 民主党文京区支部の「区内街頭遊説」に参加。

 中山よしかつ総支部長を先頭に、私、山本かずひと区議、斉田宗一元区議らが参加し区内を遊説、年金問題について訴えました。

 「だぶる・漏れる・消える」のずさんな年金管理を正すことは、信頼できる年金制度を確立するために不可欠です。 それが増税に歯止めをかけ、「生活維新」を実現するための第一歩。また年金保険料の流用もただちに止めさせなくてはいけません。 それこそが行政の無駄をなくすスタート。

 「今すぐ、ご自分の年金保険料納付記録を確認し、問題点や不審情報を民主党にお寄せください!」と街頭各地でアピール。

 今日は白山上、根津駅前、茗荷谷駅前の3箇所での街頭演説でしたが、行き交う人達の関心も大きいことを肌で感じます。

 参議院選挙東京選挙区では2議席を目指す我が民主党。こうした地道な活動を積み重ねて、 しっかりと結果を出していかなければなりません。自分の選挙は終わったばかりですが、「本当の闘い」はこれから・・・なのかも知れません。

 

2007年06月28日

くすのきの郷不正請求問題で区議会が決議!(定例会最終日)

 第2回区議会定例会もいよいよ最終日を迎えました。

14:00からの本会議においては条例案9件・事件案(契約案件)1件がいずれも全会派一致で可決されました。
また、今般大きな問題となった区立特養老人ホーム「くすのきの郷」を巡る介護報酬不正請求、および文京区の指定の取り消しについては、 区議会の総意を示すべく決議がなされました。決議文は以下の通りです。

 

くすのきの郷介護報酬不正請求に係る処分に関する決議

 文京区立特別養護老人ホームくすのきの郷において、同施設の指定管理者である社会福祉法人「同胞互助会」が、 過去5年間にわたり、介護報酬の不正請求と虚偽の報告をしていた実態が明らかになり、 東京都は区に対して指定介護老人福祉施設等の事業者の指定取り消しを行った。

 今回の処分は、くすのきの郷での特養、ショートスティのみならず、 他の3箇所の特養ならびに8箇所の区立高齢者在宅サービスセンターにおけるディサービスにも影響がおよび、 施設入所者や事業利用者にとって憂慮すべき事態であるとともに、区民の期待と信頼を大きく損ねる結果となっている。

 指定管理者である社会福祉法人が行ったことであるとはいえ、設置者である区が、不正行為を発見、 防止することができずに、東京都から介護保険法上最も重い処分を受けたことは、極めて遺憾である。

 今後、施設運営が社会福祉法人による民設民営に転換されるにあたっては、 入所者および利用者が引き続き安心して施設を利用できることを最優先し、 現在と同様のサービスの承継が図れるように区としての一定の関与をするとともに、保険者としての立場からの指導を強く望むものである。

 文京区議会は、これを契機に、区民の福祉の向上に向け、執行機関に対するチェック機能を十分発揮し、監視を強め、 区民の信託に応えていくことを明らかにするものである。

 区は、今回の極めて厳しい処分を厳粛に受け止め、区政への信頼を一日も早く回復するために、区の全組織を挙げて、 さらなる区民福祉の向上のために最大限努力すべきである。

以上決議する。

平成19年6月28日
文京区議会

 私たち区議会としても今後二度とこのようなことが起こらぬよう、チェック機関としての機能を一層強化していかなければなりません。
区はもとより、私たち議会にとっても、とても苦い教訓となりました・・・。

 

2007年06月29日

近隣トラブルの果てに・・・。(地裁から)

正午 霞ヶ関にある、地方裁判所へ・・・。裁判の傍聴です。

 2年ほど前から私が相談を受けている区内ある地域での近隣トラブルに関する案件です。
プライバシーにも関わるので地域の特定はできませんが、私道の通行権を巡って地権者と近隣住民がずっと対立していました。

 区役所や警察の協力も得ましたが結局解決せず、地権者と近隣住民お一人との間で民事裁判となりました。
最終的な解決手段としては止む終えないとは思いますが、私としては互いの理解による円満な解決を望んでいただけにとても残念です。

 問題となっている私道は建築基準法上の42条2項道路で通り抜け可能な道です。ほぼ公道という位置づけで、 通行を拒絶するのは難しいと思われます。
また私道とはいえその補修には全額区の予算が当てられているのが現状です。今日は新たに原告(通行者側) から数年前に私道補修する際に区役所に提出された承諾書(私道を公共の用に供することを約束する内容が盛り込まれており被告の署名・ 捺印あり。)が証拠として提出されました。

 今日の審理状況からいうと結審は秋ごろになると思われます。正しい審判が下って、 地域が一日も早く安寧と落ち着きを取り戻せるよう願っています。

 

 

2007年06月30日

手書きでアピール!(選挙はがき宛名書き)

 午前、自宅にて目前に迫った参議院選挙に向けての選挙はがきの宛名書き(写真)。

 ノルマは200枚です。

私が支援するのは東京選挙区で立候補予定の民主党公認 すずき かん氏。年齢は私と同世代で文京区民でもあります。

 選挙はがきは選挙期間中候補者をPRできる数少ないツールのひとつ。 一人でも多くの人に候補者の政策やプロフィールを知ってもらうために、ハガキ一枚一枚に宛名書きをして個別に郵送します。

 最近はどの候補者も宛名シールを貼って、郵送することが多いのですが、今回私は敢えて、自筆で宛名書きをすることにしました。

効果のほどはわかりませんが、一枚一枚に1票1票を託して・・・丁寧に心を込めて書いています。それほどに今回の参議院議員選挙は 「この国の将来にとっても」大事な選挙です!!

 私自身、そんな強い認識と危機感を持ってこの選挙戦に臨んでいきたいと思っています。

バックナンバー