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2006年11月28日

サーマルリサイクル実証実験、その後・・・(清掃リサイクル特別委員会)

10:00 区議会第1委員会室(写真)で清掃リサイクル調査特別委員会が開会。私も委員として出席。 本日より本会議場(一般質問)から委員会室へと論戦の場が移ります。

 17年度文京区における清掃・リサイクル事業の実績や特別区清掃一部事務組合と㈱東京ガスとの間で進行中の「合弁会社設立」 について、またサーマルリサイクルの実証実験の途中経過についてなど・・・区側より報告を受けました。

 これまで不燃ごみとして処理されていたプラスティック容器や発砲トレイ、ラップなどいわゆる「廃プラスティック」については、今後 「熱処理」(焼却)による回収、いわゆるサーマルリサイクルが導入される予定です。(文京区でも19年度からモデル事業を開始予定。)現在、 大田区や品川区などでは大気や排水などへの影響を調べるために認証実験が行われている最中です。 品川区では結果がまとまりこの度公表されましたが、今のところダイオキシンや汚水・ 化学物質などの環境に与える影響については心配がないようです。

 とはいえ安心できるとも言えません。今後も他の地区の実証実験についての結果もあわせて評価し、導入には慎重を期するべきです。 来年度わが文京区において実施予定のモデル事業については、実施地区・時期などについてもまだ未定とのことですが、その対応についても 「焼却ありき」で進めるのではなく、ペットボトルや食品トレイなど再利用できるものについてはでき得る限りリサイクルを促進し、 環境に配慮した施策を展開すべきと考えます。

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