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2003年02月のバックナンバー

2003年02月01日

食中毒の原因(昭和・千駄木小その後・・・)

 1月16日~17日にかけての昭和・千駄木小におけるSRSV感染について文京保健所での調査により、 両校へのパン納入業者がその原因施設であることが判明しました。 児童からのSRSVウイルスとパン製造従事者からのそれとがDNA鑑定により一致したためです。
大変遺憾なことです。業者には一定の行政処分が下されると思われますが、文京区としても今後このような事が起きることのなきよう、 食材や納入業者のチェックを厳密にしていかなければなりません。尚、教育委員会ではこの件につき、 学校給食における食中毒の発生という事態を深刻に受け止め、感染をした児童に対し見舞金を支給することを決定しました。  

2003年02月03日

ボランティア(在宅サービスセンターにて)

 私の友人である陶芸家山本泰治先生が、 ボランティアで本郷在宅サービスセンターにて陶芸教室を始めて、約半年が過ぎました。 私も時間があるときはお手伝いをさせていただいていますが、すごく楽しいというのが実感です。
始めは「私にはとてもできないよ・

2003年02月05日

CM撮影(なぜここなの?)

 私の事務所の前、あいそめ大通りでCM撮影が行われました。
某都市銀行のCMです。雨の中、女子高校生が帰宅途中に一生懸命働く父親の姿を偶然目にするという設定らしいのですが・・・。
カットとしてはほんの数十秒といったところですが、撮影スタッフの多さや、 雨を降らせるためのセットや給水車を持ってきてまでの大掛かりさには仰天しました。
私のところには事前にお話があったので承知していましたが、通りすがりの人は一体何が起こったのかと目を丸くして、立ち止まり見ていました。

それにしても、どうしてこの場所なんでしょうか?不思議・・・。

それに、CM作りにいかに金がかかるか実感・・・。

話は変わりますが、別の某都市銀行が地元に支店を構えているのですが、 昨年ぐらいから商店会費を払わなくなったということを耳にしました。本部の通達で決まったことだそうです。商店会長さんは怒ってました。
当然だと思います。 

2003年02月06日

地元の声(今井健司会長に聞く。)

 昨日、地元商店会長、根津八重垣謝恩会会長今井健司氏(写真) に商店街の現状についてお話を伺いました。
結論から先に言うと、地元商店が生き残っていくのは大変厳しいということ。
 不景気で消費者の財布のひもがかたいのはいうまでもありませんが、 根津あたりではマンション建設が進み人口が増加傾向にあるにもかかわらず地元商店での消費が伸びない。
 その理由は何か?(簡単に言ってしまえば大手スーパーの進出や、安売り店の影響でしょうが・・・。)今井氏は 「住んでいる人が把握できなくなった。」と率直に語っています。

 今井氏の経営する今井園は、お茶屋さんとしては老舗で高品質かつ多彩な品揃えで長年地域で愛されてきました。特に私が大好きなのは 「焼き海苔」、はっきり言って「うまい。」の一言。
 良質な焼き海苔を店主自らが一枚一枚切って、缶に詰める。心のこもった一品です。
朝めしは、炊き立てのご飯とそれがあればあとはなにもいらない。そんな感じ・・・。
缶はとっておき、お店に行けば中味だけ詰め替えてくれます。

 そうしたこと、量販店や安売りの店にはない、満足感というか、感動というか・・・ そうした付加価値が新しく移り住んできた人に意外と知られていない・・・。
また、新しく移り住んできた人に知らせる術に苦慮している。それが地元商店街の現状でしょうか?
まさに地域コミュニティをどう再編していくのか・・・。そこに大きな課題があるのだと認識しました。
そしてそんな話を伺いながら、思うことは・・・。
 月並みですがやはり「地域ブランド」を作っていくことが大切だということ。
町にはいろんな顔があります。風土があり歴史がある。そしてそこに住む人がいる。どこでも同じです。
 その地域に根ざした風土や歴史を大切にし守っていく人そして、そうした感性に触れ、是非ともそこに住みたいと思う人、 そうした融和が生まれれば必ず「地域ブランド」が生まれるものと思います。
それが現状、足らないような気がします。
それはまさに行政の守備範囲。

個々の商店の生き残りは個々の商店の努力が第一ですが、地域としてそしてまちづくりの一環としてそうした環境作りをいかにしていくか?
これは行政の責務でだと考えます。
コミュニテイの再編と商店街の活性化、これは今後ひとつのものとして、私の公約の一つにしていきます。

2003年02月07日

姉のような人(大滝いづみさん

 大滝いづみさん(写真)は私にとってはかけがえのない応援者のおひとり。
大滝家とは私の実家が近所で、昔から家族ぐるみのお付き合いをしています。
いづみさんは元外務大臣鳩山威一郎氏の秘書を長年務められた才女で、正しいものの見方・判断ができる人です。政治にも精通しており、 私自身とても信頼をしています。今は民間の企業にお勤めですが、会社帰りにちょくちょく私の事務所に顔をみせてくれ、 いろんな話を聞かせていただいたり、相談にのってもらったりしています。
 政治家は時として、不安や悩み、「これでいいのだろうか?」というような大きな壁にぶつかります。それは私も同じです。 冷静な判断ができなくなるし、気持ちも後退してしまいます。そんな時、どれほど彼女に力になってもたったことでしょうか。 いづみさんの冷静かつ適切なアドバイスに何度助けられたことでしょうか。私にとっては精神面での支えです。とても感謝しています。
そして「まさしくんしっかりしなさい!」の彼女の一言にいつも目が覚めます。
さしずめ私にとっては姉のような存在でしょうか。

2003年02月08日

インフルエンザの猛威。

 インフルエンザが猛威をふるっています。今朝の新聞報道でも院内感染の恐ろしさについて記事が出ていました。
文京区内でも各小学校などで学級閉鎖が相次ぎ、とても心配です。地元小児科医院の先生にお話を伺いましたが、 検査キットや薬が底をつき困っている状態との事。幸い区内には各地域に大学病院等があるおかげでそれら施設と連携をとりながら、 検査や薬品の確保に努められているようです。
 インフルエンザは発症から24時間以内に高熱がでるのが特徴で、放置しておくと脳に障害を及ぼすこともあるという恐ろしいウイルスです。
また、治療には普通の風邪薬は全く効かず専用の薬を投与しなくてはならないそうです。 風邪とは全く違うことを充分に認識しておかなくてはなりません。
 それにつけても、気にかかるのは最近の子供達の免疫力・抵抗力についてです。 私たちの子供の頃に比べて免疫力や抵抗力が低下しているのではないかと気にかかります。
神社や公園で元気に遊ぶ子供達の姿が見られなくなりました。また、 日常生活の中でも化学物質や食品添加物の影響が子供達の体に変化を及ぼしていることも最近とりだたされています。
そうした要素が、子供たちの免疫力や抵抗力を低下させているのではないか・・・?
 手を洗ったり、うがいをしたりするだけでなく、 食事や運動睡眠時間など日常生活の中であらゆる分野の中で子供の健康について考えていかなければなりません。  

2003年02月13日

後援会の声(厳しい意見。)

 昨晩、後援会の方々からご意見をいただきました。日頃の私の活動を実質的にサポートしてもらっている皆さんにお集まりいただき、 日頃の活動報告や4月の統一地方選挙に向けての取り組みなどについて話し合いました。
そこで私に対して厳しいご意見を頂きました。
「今までの実績にあぐらをかいてはいけない。」
「議会でどんなにいい仕事をしていても、それをきちんと区民に伝えていかなければ何の意味もない。もっと自己PRを!」
「まず自分で汗を流すこと。それを見せていかなければ誰も協力も応援もしてくれない。」など・・・。
厳しい意見でした。でも私のことを思い案じてくれているからこそでる意見、謙虚にそして素直に受け止めねばと感じています。
まずは自分をリセットし直して、初心に返ること。
目に見える活動をしていかなければなりません。

2003年02月15日

ふれあい館まつりオープニング

 今日、明日の2日間にわたり「ふれあい館まつり」が行われます。 写真はそのオープニングセレモニーの様子。
しのばず通りふれあい館は、根津・千駄木・弥生地区の拠点施設として平成9年に建設・オープン。区民サービスコーナー・図書室・会議室・ 地下ホール・音楽練習室など多岐に渡る設備で地域に親しまれてきました。
また、平成12年からは町会や利用者団体による自主運営を目指し、ふれあい館運営協議会を設立。
現在は210もの利用者団体と運営協議会による自主運営のもとに、成り立っています。
このイベントは今年で3回目。「春を呼ぶふれあい館まつり」をキャッチフレーズに2日間に渡り様々な催しが行われるようです。
多くの人たちに来てもらえる様期待しています。
 ところで、このような拠点施設は区内ではこの地区のほかに本駒込地区に「本駒込地域センター」が設置されており現在2箇所です。
しかし、現在の財政状況を考えるならば、今後区内全地域にこのような施設を作ることは難しいことでしょう。
ちなみにふれあい館の関係経費は年間5300万円(平成15年予算ベース)。
本駒込地域センターは4100万円です。結構かかってます・・・。
施設は建設費もさることながら、維持に大きなコストがかかることがネック・・。
しっかりと経費節減にも努めていかなけれなりません。
今後の運営にはこうした経費節減の視点を常に持って、地域に愛され・利用され良い施設となるよみんなで考えていく必要があるでしょう。

2003年02月16日

根津・弥生・千駄木懐かしの写真展

 昨日からの「ふれあい館まつり」の展示のひとつとして「根津・弥生・千駄木懐かしの写真展」 が行われています。
ふれあい館の3階・4階のロビースペースには、この地域の戦前から昭和40年代くらいにかけての懐かしい写真が壁一面に展示されています。
写真というより、多分写真をスキャナァでパソコンに取り込み、プリントアウトしたものが多かったと思いますが、 それがまたとてもいい雰囲気をかもし出しているように感じました。
 戦時中の小学校の様子や根津神社の祭礼、路面電車が行きかう頃の不忍通りの町並み、また水害の時の写真など、 その当時を振り返るには最高の写真展です。
写真も地元の方々から集めてきたものらしく、一点一点に出展者の名前が付されています。
とても貴重なものだと思います。
 地元の方ばかりでなく、是非たくさんの人達に見てもらいたいものです。

2003年02月17日

平成15年区議会第1回定例会始まる。

 本日より、今年第1回目の区議会定例会が始まりました。
会期は25日間です。
10:00議会運営委員会(今定例会での議案の説明、日程など。)
10:30総務区民委員会正副委員長打ち合わせ
11:30幹事長会
12:00議員団総会
13:00全員協議会

14:00本会議
   本会議では今年の区政運営を方向づける、煙山区長の施政方針説明がありました。
その主な趣旨は・・。

  1.平成16年度を初年度とする新たな行財政推進計画「新生文京いきいきプラン」を策定する。

  2.区政運営の基本的な枠組みを示す「区民憲章」を定める。

  3.教育・文化の向上
    ①区立中学校における「学校選択制度」の実施。
    ②少人数学習の推進。
    ③中学校普通教室の冷房化。
    ④ローラースポーツ施設の整備。
    ⑤図書館業務の一部民間委託化。 など。

  4.子育て支援・福祉・健康づくりの推進。
    ①地域福祉計画の改訂版「文の京ハートフルプラン」の策定。
    ②保育園における待機児解消施策の推進。
    ③「子供家庭支援センター」をシビック内に設置する。
    ④本郷福祉センター(仮称)勤労福祉会館内に開設。
    ⑤介護保険料および利用料の負担軽減対策の実施。
    ⑥区民の健康推進のための「健康文京21計画」の策定。 など。

  5.安全で住み良いまちづくりの推進。
    ①中堅ファミリー向け区立住宅、障害者住宅、シルバーピアの供給
    ②「住宅マスタープラン」の改定。
    ③道路・公園のバリアフリー化。
    ④屋上緑化モデル事業の実施。  など

  6.地域産業の振興とまちの活性化
    ①中小企業向け融資あっせん事業の充実。
    ②少人数私募債発行支援。
    ③チャレンジショップ支援事業(空き店舗対策)の実施。
    ④観光タクシー事業の実施。
    ⑤「江戸開府400年記念事業」への助成。 など
    
  7.IT社会への対応と区民志向の行財政運営の推進
    ①個人情報保護の強化。
    ②オンライン対応による税証明の発行。
    ③職員定数の適正化と公共施設の有効活用・適正配置の検討。
    ④成果主義に基づく予算編成手法の導入。 など

顧客志向・成果志向・市場志向・分権志向を柱とする「文京版新公共経営」
の考え方のもと、前例踏襲や法令に過度にとらわれた硬直的手法から脱却して、住民サイドに立った創造的な「新生文京」 を展開していく決意を述べられていました。
 明後日より各会派の代表質問が始まります。
私達、民主友愛からは増子議員が質問に立つ予定です。

2003年02月18日

異口同音に・・・(斉田宗一区議会議長の人柄)

 今日、斉田宗一区議会議長の藍綬褒章祝賀会が東京ドームホテルで開催され、 ご招待を受け私も出席させていただきました。
斉田議長は区議8期32年に渡り、区政に貢献。区議会では重鎮中の重鎮。
それだけキャリアがあるのですから雲の上の人のようかと思いきや、全然そうではなくて、偉ぶるところは全くなく、明るくて、大らかで、 誰とでも同じ態度で接することが出来る、そんな太陽のような人柄を持った方です。
斉田議長を知る人にその人柄を尋ねたならば、異口同音に私と同じ答えが返ってくることでしょう。
そんな斉田議長も今日はやや緊張気味のようでした。

 政治家は人柄がいいだけでは駄目。とよく言われます。
でも人柄が悪かったらそれだけで政治をやる資格がないと思う。

そういう意味では、斉田議長はありのままの姿を区民に見せ、その人柄があってからこそ区民に愛され、 区民の代表として永年にわたり議員としての職務を果たせたのだと心から思います。
本当にいい人だと思う。


話は変わりますが、「子は親の後姿を見て育つ。」って言いますが、その通りだと感じます。
斉田議長のお嬢さんと私とは小・中学校の同級生として同じ教室に学びました。
 中学3年の時、私は父を亡くしました。当時の私としてはかなりのショックでしたし、心の準備もできてなかった。
 それは通夜の席のことでした。
参列してくれた彼女が焼香台をはさんで「がんばって。」と言ってくれたその一言が今でも脳裏に焼きつき、忘れられません。

彼女はこの3月に始めての出産、おかあさんになると、今日お聞きしました。

2003年02月19日

代表質問(増子博樹議員が立つ。)

 今日から、本会議で代表質問が始まりました。
トップばバッターとして質問に立ったのは我が会派の増子博樹議員です。
主な質問骨子は
1.区政運営の考え方について(新たな行政改革の必要性は?)

2.15年度予算編成について
  社会保障費の抜本的改革・税以外の徴収(国保料や保育料)努力・基金
  の状況・・・。均衡財政は維持できるのか?

3.職員の適正配置は目標値を設定すべき。
  区民100人あたりに1人の職員を目標とすると、職員総定数は1700人程度  となり400人の減。 財政的には30 億円以上の効果があると指摘。

4.公共施設の適正配置については区民の理解と参画を得て進めるべき。

5.教育について
  学力向上モデル校の設置は、学習意欲・学力対策に対しどれほどの効果  が期待できるか?
  夏休みの対応については特色作りという点でも学校・教職員が積極的に  取り組むべき。  

  区民を巻き込んだ一大教育議論をするなどして、明日の文の京の教育が  いかにあるべきか?について考え・  実行していく必要がある。

6.子育て支援について
  保育園待機児対策。病児・病後児保育についての具体的な検討は?
  幼保一元化への研究は進んでいるか?

 以上の質問に対し、区長・教育長より概ね前向きの答弁をもらいました。

2003年02月21日

議会運営委員会より

 本日10時より議会運営委員会が開催され、何点かの懸案事項について協議がなされました。
1.国際交流事業の議会運営委員会報告について。
 これまで議会や区が行う国際交流事業や「国際友好交流協会」の事業についても議会運営委員会で報告を受けてきましたが、 今年度より交流協会は「国際協会」と名称も変わり、独立性も高まってきたため今後はこの「国際協会」 が行う固有の事業については報告を求めないこととしました。
これについては、基本的には了承されましたが、「国際協会」には理事会は設置されているものの、財団法人等に置かれている「評議委員会」 などのチェック機能は事実上不存在なのが現状。
予算・決算や事業運営につき、しっかりとした「チェック機能」を設けるべきと私達の会派から要望しました。

2.常任委員会での当初予算、補正予算の説明について。
 当初予算および補正予算については、総務区民委員会に付託をされているにもかかわらず、それぞれの所管委員会でも説明がなされていました。 重複を避けるため今後は所管委員会での説明はおこなわないこととしました。

3.本会議および委員会会議録の「出席理事者」という表記について。
 区及び管理職を総称して「理事者」と呼んでいました。会議録等でも「出席理事者」と表記されていましたが、実は地方自治法はもとより、 文京区の会議規則でも理事者という表現はなく、都議会や他区の会議録を見ても「理事者」という表現はないことが判りました。
従って、今後は会議録の表記を「出席理事者」から「出席説明員」に改めることとしました。ただし、呼称としての「理事者」は残すとの事に・・ ・。
そういえば、議員になった当初、「区長や助役・部課長を理事者って呼ぶのだろう・・?」って思ってました。まるっきり根拠はなかった・・・。

4.区議会だよりの発行について。
 議会だよりの改善、編集のリニューアル等は「議会広報小委員会」に委ねることに。

2003年02月24日

文の京(ふみのみやこ)のハートプラン(厚生委員会より)

 区議会厚生委員会が本日開催されました。
議題が盛りだくさんのため、この場ですべてをご紹介することはできませんが、3年に一度の計画の見直しを迎えた介護保険について一言。
 介護保険は制度が導入されて三年目、4月の新年度から事業計画が見直されます。
今日の厚生委員会では、その見直し計画「文の京(ふみのみやこ)介護保険事業計画」(平成15年~19年) について区側より説明を受けました。
 高齢者は増加=介護保険の対象となる人は増=介護を受ける人も増。
 サービスの量は増=お金がかかる=保険料が上がる。
そんなわけで文京区の介護保険料は若干上がるようです。
保険制度で賄っている以上、当たり前の話だと思いますが文京区では来年度より低所得者に向けての保険料の減免を実施するようです。
区の独自の財源で・・・。
国が主体となり保険制度をとっている以上、そうした減免策については国の責任において行うべきで、 地方自治体の独自の税金で実施すべきではないと私は個人的には考えています。

保険制度は「お互いに助け合うこと。」がその理念です。
お金がある人もそうでない人も。
介護サービスを受ける人とサービスを受けない人も・・・。
公平に助け合うのがあるべき姿です。そうして応分に保険料が決められる。

関係のない税金が投入されるのは、ちょっとおかしいと思ってます。

2003年02月25日

誰のための図書館か?(文教委員会より)

 文教委員会が本日開催されました。区側からの報告事項で議論になったのは図書館業務の一部民間委託化について。
「図書館運営の望ましいあり方検討会」の最終報告では、平成15年度より区民サービスコーナーが設置されていない、真砂図書館・ 本駒込図書館・天神図書室において、カウンター業務や書架の整理などの非基幹的業務の民間委託化を打ち出しており、 区でもその方針に沿って進めています。
大いに賛成したいと思ってます。
 図書館費全体に占める人件費の割合は実に74.6%に及んでいます。
また、図書館サービスのコストについては・・・、図書1冊の貸し出しに620円。 区民一人あたりの年間コスト8721円とビックリするほどお金がかかっています。
 人件費の抑制とサービスの維持、いや、向上のためにも図書館業務の一部民間企業への業務委託は時代の趨勢として、 他の自治体でも積極的に進められています。
 今日の委員会審議では、共産党および市民フォーラム委員より、このことについて反対を表明する意見が述べられました。
職業安定法・派遣法から見て「違法」である。
(請負内容の明確化・指揮命令系統の徹底により問題ないと思われます。)

現場が混乱する。(複雑化・混乱するような業務はないと思います。)

個人情報が危ない。(個人情報に関わる部分は区の職員が担当すればよいと思います。)

請負業者から派遣される人の時給が安すぎる(850円)。ピンはねだ。
(高いか安いかは、派遣される人が考え、判断すること。割りに合わなかったらこの仕事を選ばないでしょう。ピンはねは問題発言だと思います。 )

以上、反対する方々の意見を聞いてみると「図書館はいったい誰のものなんだろう・・・?」と素朴に思ってしまいます。

図書館は区民のための施設。経費を最大限節約しつつサービスを向上させようとする方向性にどうして反対ができるでしょうか?

2003年02月26日

街頭から。

 今朝、街頭活動を行いました。今月のテーマは「介護保険」
最近、介護に関わる相談が増えています。しかし、制度が出来て3年経つのに、制度そのものの仕組みについてまだまだ知られいないことを実感。
 制度の仕組みについて、簡単にまとめてみました。
困ったことに、今日は他の議員さんとバッティングしてしましました。
前田議員と鹿倉議員と・・・。狭い根津駅では混乱・乗降客に迷惑がかかるので協議して、私は午前8時には切り上げることにしました。
来週また、続きを予定しています。

2003年02月27日

総務区民委員会

 総務区民委員会初日の今日、11件の報告事項の説明を受けそれに対する質疑が行われました。
主な内容は・・・。
○行財政改革推進計画の進捗状況について。
 平成13年~15年の3年間で合計211人の職員定数の削減を目指す。
事務事業の見直しで7500万円の削減など。

○新行財政改革推進計画(新生文京いきいきプラン)の策定。
 平成16年度~20年度までの5年計画。
1.職員定数の適正化(更なる削減)2.公共施設の有効活用・適正配置。
3.その他

○宮城県所有地への対応について。
東洋大学との共同計画となる。
文京区は図書館(区民サービスコーナーを含む。)、住民活動施設(区民会館・地域活動センターなど)、東洋大学は外国人講師の宿舎その他、 地域に貢献できる施設。を計画中。

○「文の京区民債」の募集結果について。
 1月29日に完売。
購入者数546人、平均年齢60歳。平均購入金額約915,751円。
購入者アンケートの結果、購入した動機について「区政に参画したい。」という意見が多かったのが印象的。
区民の区政に対する意識の高さを感じました。

○区有建築物の現状について。
 区有建築物の建設年次、各種用途面積、建築設備等の状況を把握し、区有建施設改修計画策定のためのデータとする。

2003年02月28日

総務区民委員会2日目(議案審査)

 総務区民委員会2日目の今日、議案・請願の審査が行われました。
主な議案の内容と審査結果は以下の通りです。
①東京都文京区役所組織条例の一部を改正する条例。
②東京都文京区行政委員会の委員および非常勤の監査委員の報酬
 及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例。
③東京都文京区定数条例の一部を改正する条例。
④職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例。
⑤包括外部監査契約の締結について。
⑥平成14年度文京区一般会計補正予算。
⑦平成14年度文京区国民健康保険特別会計補正予算。
⑧平成14年度文京区老人保険特別会計補正予算。
⑨文京区介護保険特別会計補正予算。

以上、9件を審議の結果、いずれも原案通り可決すべきものと決しました。

 また、請願審査では「イラク情勢の平和的解決を求める意見書採択に
関する請願」が全会一致で採択され、意見書として政府に提出すること
となりました。 

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