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2002年01月のバックナンバー

2002年01月01日

新年のごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。
2002年の新春をお健やかにお迎えになられたことと、お慶び申し上げます。
私も議員となって7回目の新年を迎えることとなりました。政治も経済もまさに、嵐の真っ只中というような厳しい世情ではありますが、 そんな中でもおおいなる希望と夢をもって、地域に根ざした地道な活動を続けていきたいと思っております。ご協力、 ご支援のほどよろしくお願いいたします。
本年は特に、以下に掲げる3つのことを活動の課題としていきます。
1.住宅密集地域における「まち並誘導型地区計画」の導入について。
2.区民の手による区民のためのNPO組織の設立について。
3.区民レベルでの国際交流の推進について。
ご意見、ご要望があれば是非ともお寄せください!

自己満足に陥らない(年頭にあたって)

 明けましておめでとうございます。
世情を反映してか、町も静かで・・・穏やかなお正月といったところでしょうか。私も気がつくと今年が30代最後の年。もう中年です。 でも心も体も若さを失わぬよう1年間走り続けようと思ってます。
 私の今年のテーマは「自己満足に陥らない」ということ。政治の世界に身をおいているととかく自己満足に陥りがちです。「これだけやった。 私が実現しました。」といような自己主張も大事だけど評価は別。自分の主張や活動がどう評価されるのか? それらを計るものさしやチャンネルを持って、区民の皆さんからの評価を謙虚に受け止めねばと感じています。
特に今年は4年に一度その結果が出る年ですから。
一人でも多くの人と接すること。街頭活動。ネット。機関誌による広報活動。今年も様々なチャンネルを通じ自己満足に陥ることなく、 露出度を高めていくような活動を心がけていきたいと強く思います。
よろしくお願いします。

2002年01月04日

渡辺まさし後援会「成田山初詣」開催される。

毎年恒例となっている、第7回「渡辺まさし後援会成田山初詣」が本年も開催され
70名バス2台で、成田山新勝寺へと参拝に行きました。
参拝後、成田リーガロイヤルホテルでの昼食会では、私の区政報告や出席者のみな
さんとの意見交換など新年から結構盛り上がりました。

2002年01月07日

文京区年賀会

本日、文京区年賀会がスポーツセンターで開催されました。
区の業務は4日から行われていますが、実質的には今日が仕事始めといったところ
でしょうか。各団体や町会などの新年会も今日がスタートで、私も1月いっぱいは
新年会廻りと挨拶廻りで明け暮れてしまいそうです。議員にとってはある意味では
最も忙しい時期かも知れません。今年も新年の挨拶を通じて、より多くの方々と出会い、 意見交換が出来るようこの1ヶ月を有効に活動したいと感じています。

文京区年賀会

この日、教育の森スポーツセンターにおいて毎年恒例の「文京区年賀会」が行われました。 区関係者や地域の方々など総勢1000名ほどだったでしょうか、昨年より若干多かったような気がします。区長・議長のあいさつ、 区民栄誉賞の授賞式、など例年通りの進行で約1時間半ほどでお開きとなりました。
今日から、各地域や団体で新年会が始まります。私達議員にとっては最も忙しい時期と言えるでしょう。私も今晩2つの新年会に出ます。 1月いっぱいはそんな状態が続きます。体調に充分注意しなくては・・・。 

2002年01月10日

区民葬そして新年会

 本日、故飯村恵一台東区長の区民葬儀が浅草ビューホテルで行われました。台東区ではこの日のために、恒例の区主催の年賀会は行わず、 喪に服したそうです。約3000人の会葬者がそれぞれ、飯村氏との思いを出を胸にお別れを告げました。心からご冥福をお祈りいたします。
 夜は2件の新年会に出席しました。私の実家・事務所のある藍染町会新年会、そしてお隣の町会である千駄木二丁目東町会新年会。 ありがたい事に会場が同じ弥生会館ということで、移動の時間をとられることなく、みなさんに新年のご挨拶をすることができました。
特に、藍染町会は私が生まれ育った町会。暖かく迎えられなんだかホッとしました。

2002年01月13日

消防団始式(消防団の仕事)

 消防団は、区民によって構成された防災組織。地域別に本郷・小石川の2つの消防団、それらがまた幾つかの分団に分かれています。
今日、年頭にあたっての「本郷消防団始式」が文京区民センターで開催されました。夜には本郷消防団第5分団の新年会に招待を受け、 出席したのですが、その席である消防団員の方からいいお話を聞きました。「実際の火事場で、 指揮権を取り鎮火と救助にあたるのは消防署員の役目、私達はあくまで後方支援です。でも、後方支援でも目立ちはしませんが、 重要な任務はあります。10年ほど前に根津で大きな出火があった時のことでした。あの時は消防署も鎮火に必死でいわばパニック状態だった。 あの時私達がしたことは、被害が拡大せぬよう隣家の壁に水をかけ続けたこと・・・。2時間くらいだったでしょうか、もう必死でしたよ。 結果として火は燃え移ることなく鎮火した。あのときのことは決して忘れていないし今でも誇りに思っています。 自分達だってできることがあるんだって。消防団員やっててよかったとつくづく思いましたよ。」すごく感動的な話でした。
2年ほど前、地域で訓練をする消防団に対し「軍隊みたいなまねはするな!」と苦情が再三寄せられました。よく調べてみると苦情の主は、 地域在住の区の職員。全くとんでもない話です。(その後、その職員は区長から厳重注意をうけましたが。)
「自分たちの街は自分達で守る。」口では簡単に言えるけど、実践するのは難しい。仕事の合間や、 休日を惜しまず訓練や様々な地域の警備にあたる、消防団の方々には心から感謝したい、そしてその精神を学ばなければ・・・。

時間との戦い(新年会廻り・・・)

 私たちの仕事は時間との戦いです。特にこの時期は新年会などが同じ時間に重複し、どのように廻るかが悩みであり大切です。
今晩は6時より2箇所の新年会にご招待を受けていました。
そしてお通夜が1件。限られた時間内にどう廻ったらいいんだろうか?
悩みました。
考えたすえ「自転車」を使うことにしました。(タクシーでの移動はクセになってしまうし、渋滞など何が起こるか分からないので・・・。)
根岸でのお通夜・三河島での民謡稲葉会新年会・根津での本郷消防団4分団新年会・・・という順番で廻りました。
荒川区・台東区・文京区という3区にまたがる移動でしたが、それぞれ20分程度の移動時間で済み、何とか乗り切ることができました。
電車を使っていたらどれだけ時間をロスしていたことでしょう。


 でも本当に大切なのは「時間」じゃなくて「気持ち」。
どんなに忙しくても、心を込めて手をあわせご冥福を祈ること。
どんなに忙しくても「出会いを大切にすること。」
時間のやり繰りはその為の手段に過ぎない。
道すがらペダルを漕ぎこぎ、ふとそんなふうに感じました。

2002年01月14日

「はたちの集い」

 今年も文京区主催の「はたちの集い」が公会堂で行われました。
昨年は全国各地で騒動が起き、成人式のあり方が問われた昨今、今年も沖縄でひともんちゃくあったとか・・・。文京区ではそうした混乱も無く、 整然と式が執り行われ結果としては成功だったと思われましたが、式典では区長も区議会議長も選挙管理委員長も極めて短めの挨拶、 アトラクションも昨年好評だった「プリンセス天功のマジックショー」(結構、楽しめました!)と新成人への気遣いはハンパじゃなかった。 「若者よ世の中はそう甘くはないぞ。」茶髪もいい、ピアスもおおいに結構だが、自立した社会の一員として責任ある行動をとってもらいたい。
そう一言いいたい。

2002年01月17日

街頭から

今日、今年初めての街頭活動をしました。
快晴でしたが、吐く息は白く、寒さにはまいりました。でも、継続は力なりで、道行く人に「ご苦労様。」「今日も頑張ってるね!」 などと声をかけてくれる方々も出てきて、続けてきてよかったと改めて感じます。寒さも吹っ飛びますね。
スタッフの余伝君も毎月この街頭に付き合ってくれ、旗持ちをしてくれています。
街頭を終え事務所に帰る途中「いやぁ今日は寒くてまいったね・・・。」という私の言葉に「来月はもっと寒くなりますよ! そんなことでどうするんですか!」と逆に、彼にはっぱをかけられてしまいました。 

2002年01月22日

キーワード「周知(しゅうち)」

 議会の議論の中でしばしば「周知」という言葉が使われます。周知の意味を辞書で引いてみると「ひろく一般に知れ渡ること。」 まぁ簡単に言えば周りの人に知らせるということですよね。区政の中でも区民に知らせねばならないこと、 知ってほしいことは日々山積しています。私も機会ある度に行政サイドに質問をする。「それらはどのように区民に周知するのですか?」と・・・ 。返ってくる答弁はいつも同じで「区報やホームページを通じて広く周知いたします。」ホントにそれだけで文字通りの周知になるだろうか? 区民のどれだけの人が区報を見ているか、ホームページを見ているか?でも、それは周知す側だけでの問題ではなく受け手側(区民) の意識の問題でもあるかも知れません。端的に言うならばそれだけ政治・行政と区民(有権者)の間には距離やズレがあるのでしょう。
いずれにしても、区民に周知するツールというかチャンネルというか方途が不足しているのは事実だと思います。 私自身も今のところ思いつくアイディアはありませんが、早急に対処せねばと考えています。ご意見があればお聞かせください。

SRSV(流行性嘔吐下痢症)

 1月16日~17日にかけて、昭和小学校・千駄木小学校で多数の児童が嘔吐、下痢の症状で欠席しました。現在は平常に戻りましたが、 検査の結果児童からSRSVウィルスが検出されました。
SRSV(流行性嘔吐下痢症)は秋から冬にかけて多く見られる嘔吐と下痢を、主な症状とした急性胃腸炎をまとめた呼び方で・ロタウイルス・ 小型球形ウイルス(SRSV)・アデノウイルスなどが主な原因となります。秋から冬にかけてSRSVが発症しています。 感染しても全員が発症するわけではなく、風邪のような症状ですむ人もいます。 抵抗力が落ちている人や乳幼児では数百個程度のウイルスでも摂取することで発症します。
感染経路は感染した人から元気な人への感染です。多くは、下痢や嘔吐したものを片付けてての接触感染です。 今回の件についての原因については現在、調査中です。

2002年01月23日

ありのままの姿で・・・(ポスター写真撮影)

 今日、防災・まちづくり・住宅対策調査特別委員会が行われました。
「都市再生法」についての研究会です。東京大学大学院助教授の小泉秀樹氏を講師にお迎えし、都市再生法の概要・課題・ 地方自治体との関わりについて説明・質疑応答など、熱い議論となりました。
つくづく感じるのは、この法律の目的が「都市再生」と銘打っているものの実は経済再生の手段として、出来上がった代物であるということです。
今まで地方にばら撒かれていたお金を都市に落とす。また、都市環境を作り直すという意味では、大きな転換であり歓迎できるものですが、反面、 規制緩和や民間による提案制度は地域によっては大きなトラブルの要因ともなります。
特に「緊急整備地域」に指定された地域では急速な再開発の影響がどのようにでてくるのか? オフィス街など非住宅地においては問題なさそうですが、功罪両方を秘めた両刃の剣のような感じがします。
それと、懸念されるのは地域独自のまちづくりにどう影響してくるか?という点。
法律に合致していればどんな建物でもOK。総合設計制度を上手く使って規制緩和の獲得。 など地域の環境や町の特徴を無視した計画が横行するようになれば、地域に根ざした「まちづくり」はできません。 こうした課題について住民に最も近い自治体としてどう対処していくか?非常に重要です。
文京区では、絶対高さ制限の導入や(六義園周辺)、住宅系建築物について、 総合設計の許可手続きなしに規制緩和がなされる今回の建築基準法改正については、 適用除外を東京都に要請するなど一定の措置を講じてきたところですが・・・。
 今後、こうした一連の法律改正を巡って課題も残りそうです。
私がいつも主張しているのは「地域にあったまちづくり」を進めていくということ。文京区にもいくつもの顔がります。 山の手もあれば下町もある。その地域の特徴を生かしたまちづくりをどのように進めていくのか?住民・民間企業・ 行政がそれぞれ共通認識をもち、真剣に考え、エネルギーを発していかないといけないと思う。 でもコーディネイトする仕組みがないのが現状です。講師の小泉氏はNPOの
活用やボランタリーセクターの関与の必要性を説かれていましたが・・・。
場合によっては行政主導で住民の喚起を促し「地区計画」の決定をするとか、「まちづくり条例」を制定するなどの手法もあるようです。
いろいろ研究してみようかと思っています。

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