都議会トピックス(都議会民主党の主張と取り組み)
(2005年5月発行)
さる2月23日から3月30日までの約1ヶ月間、東京都議会では第一回定例会が行われました。
今回はその定例会の中で都議会民主党が発言したことや主張したことなどについて、お知らせします。
○石原知事もついに花粉症 花粉の多い杉は間伐・枝打ちを!
都議会民主党は、東京都レンジャー制度や東京グリーンシップ・アクションなどで、自然環境の保全に向けた施策の充実を提案しています。
また花粉症対策では、予防や治療などの情報提供の充実や新たな患者実態調査の実施に加え、発生源対策として花粉の多い杉の重点的な間伐・
枝打ちや無花粉杉の導入などを求めてきました。
今年から花粉症の仲間入りを果たした石原知事は「ディーゼル車規制や花粉の少ない森づくり等に取り組み、この問題の解決に努める」
とその決意を語っています。
○規制緩和一辺倒はおかしいぞ! 地域の特色ある都市づくりを!
近年マンション等の高層建築により、地域住民との紛争が都内全域で起きています。この背景には建築規制の緩和がありますが、
都市再生による街の活性化やイメージアップ効果が期待される一方で、住民同士の融和も阻害し地域の活力を失わせたり、
屋敷林などの緑地が失われるなどのマイナス面も出てきています。
都議会民主党は規制緩和一辺倒の都市づくりではなく、地域の状況を踏まえ、
規制の緩和と強化を組み合わせた都市づくりを行っていくことを求めました。
○中小企業でも育児介護休業取得を進める取り組みが不可欠!
育児休業法では、事業主には育児休業を与えることが義務付けられています。
ところが働く人の約8割が勤務する中小企業では育児休業制度が定着していません。
出産や子育てをしやすくするためには様々な支援が必要ですが、最低限の育児休業すらも使われていないのが現状です。そのため都議会民主党は、
特に中小企業に対する積極的な働きかけを石原知事に求めました。
東京都は新たに中小企業を対象としたセミナーを実施することなどを明らかにし、積極的な取り組みを約束しました。
○子どもたちの安全とニセ札対策で警視総監が決意
治安対策では学校でのスクールサポーター制度の充実をはじめ子どもの集まる施設が連携した対策の強化を求めるとともに、
外国人犯罪や脱法ドラッグ犯罪、さらにはニセ札・ニセ金券への対策など、幅広く治安対策の強化を求めてきました。
警視総監は、学校の安全対策で「充分な連携を図り、子どもたちの安全確保により一層努める。」と述べ、ニセ札対策で
「現在徹底した取締りを推進しており、引き続きさらに捜査を進め全容解明を図る」と答弁しています。
○平成17年度東京都予算 施策を厳選して予算配分
平成17年度予算は税収増が見込まれる中でも、国の膨張予算とは異なり、政策経費である一般歳出で前年度比1%
減の4兆1759億円とした緊縮予算です。それでも都民生活の安全確保、都市機能の拡充、福祉・医療の充実、
東京の産業力の強化などの課題に施策を厳選して重点的に予算配分しています。
都議会民主党は、予算編成を評価しつつも、予算の適正執行、環境対策、まちづくり、産業振興、子育て支援、
福祉の充実治安対策などに万全をつくすよう求めました。