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2002年12月のバックナンバー

2002年12月15日

図書館について考える

(2002年12月15日発行)

何気なく利用している図書館。「ただ(無料)で借りられるからいい。」とは思っても・ ・・。


まずはじめに、図書館にかかる費用は?
文京区には、11箇所(8館、3室)の図書館(室) があります。
図書館運営にかかる総費用は約15億円で、そのうちの11億1000万円(約74%)が、職員等の人件費です。

本の貸し出しにかかるコストは?
本1冊にかかるコストは620円です。
年間では人口一人あたりで、8721円の負担になっています。

その問題点は?
図書館では、本の貸し出し業務の他にも児童向けの行事やレファレンスなど、 様々なサービスを区民に提供しており、コストだけで論じるのはいかがかとも思いますが、それにしても人件費がかかりすぎてます。 人件費をおさえつつサービスを向上させていく努力が必要です。

経費節減とサービスの向上のためには?(アウトソーシングの検討)
私は、 図書館サービスのアウトソーシング(民間企業等への委託)を導入すべきと考えます。
議会のなかでも、私達民主党友愛・無所属議員団はそのことをずっと主張してきましたし、それらを受けて区としても、 ようやく図書館改革の検討がはじまったところです。公立図書館の業務が民間委託に馴染むかどうかは、見解が分かれるところですが、 少なくとも図書の貸し出し、返却、予約処理、書架整理など単純な業務(非基幹的業務)については 充分に対応が可能ですし、 目黒区や江東区では委託により経費節減を図り、節減分を図書の購入に充てるなど効果をあげています。 図書館に対する苦情もなくなったそうです。

江東区の例(平成14年度)
職員36名の減 → ▲ 1億4200万 削減  
購入図書の増 → △ 1600万円 増 合計1億2600万円の削減効果


<主張>  文京区では、図書館において来年度までに20名の職員削減が検討されています。
アウトソーシング導入か、非常勤によって補っていくのかは未定のようですが・・・。
業務の一部に企業のノウハウを導入することは大事なことです。コストだけではなく、サービスの拡大に弾力的に対応することも充分可能です。 逆に職員はレファレンス業務などの専門的な業務に専念することもできるわけです。
この機に、民間委託の導入を積極的に図り、(全館で導入すれば大変なスケールメリットが生じます。)経費の節減とサービスの向上を進め、 区民の期待に応えられる図書館に再編すべきと考えます。