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2002年08月のバックナンバー

2002年08月07日

学校選択制について考える。

(号外版 2002年8月7日発行)

 文京区教育委員会では公立中学校での学校選択制の導入が検討されています。
今回は「公立学校における学校選択制導入」の是非について考えてみたいと思います。


Q1.学校選択制とは何ですか?
A.従来からある「通学区域」を撤廃し、子供たちが自由に「通う」
学校を選択できるようにするものです。東京23区ではすでに7区で選択制が実施されています。

Q2.文京区ではいつから導入されるのですか?
A.早ければ公立中学校において来年の4月から導入される予定です。
(公立小学校への導入予定はありません。)

Q3.導入にあたって区民の声は聞いたのですか?
A.公立小学校5,6年生の保護者を対象にアンケートを実施したところ、70% が賛成という結果が出ています。
しかし、保護者の声の中には何を基準にして選択すればいいのか?学校規模に大きな格差が生じるのではないか? (A中学校は120人生徒がいるがB中学校には20人しかいないということも…。)また「地域で子供を育てる」ことができなくなるのでは? など不安の声もあるようです。

Q4.学校選択制における問題点は何ですか?
A.自由度が広がるという点ではいいのですが、 選ぶ基準となる学校の特色が充分に打ち出されるかどうかなど課題があります。 (保護者からすれば学校の特色というよりも友達関係、 クラブ活動、教師の資質、 PTA活動の負担など多様な判断基準があるようです。)


<主張>  学校選択制の導入については賛成できますが、 はたして学校が独自の特色をすぐに打ち出すことができるのか?学校規模に格差が生じないか?児童、 保護者が正しい判断を下すことが出来るかどうか?など課題も多いように思われます。今後、 関係者などから充分に意見を聞くと同時に選択制の目的についても充分に理解をしてもらう必要もあるようです。 来年4月の導入にこだわることなく充分な「環境整備」が必要ではないでしょうか。