新しい現代病「化学物質過敏症」について考える・・・。
(号外版 2001年9月1日)
人の生命と健康を考える(アレルギー疾患編)
科学技術の進歩をはじめ、私達の生活が便利になればなるほど、反面、自然破壊や、環境問題にとどまらず、 人の生命をも脅かすほど深刻な問題が将来生じてくるのではないかと危惧しています。今回は、 最近注目されている化学物質過敏症という新しいし病気をテーマに、人が作り出した化学物質(製品)が人体にもたらす影響と、 行政の責務について考えたいと思います。
Q1.化学物質過敏症ってどんな病気?
A.日常生活の中で摂取する、極々微量の化学物質によって目・鼻・のどの痛み・
頭痛・倦怠感・アレルギー症状など様々な症状を引き起こしますが、「はっきり病気」だといえない症状が続くことが、
この病気の特徴だそうです。
Q2.原因は何?
A.排気ガス,農薬や殺虫剤、プラスチックや新建材 、食品添加物、洗剤など、
日常の生活環境から体に取り込む「ごく微量の化学物質」に起因していることが分かってきました。
子供達にこうした症状が続くようなら一度はこの病気と、疑ってみる必要もありそうです。
Q3.何か対策はとられているの?
A.一部民間の大学では臨床研究がすすんでいるところもありますが、
国としての対策は不十分です。「危険が立証されていない」「規制や法律がない」そのような見解では、
国民の立場にたっているとはいえないでしょう。
<主張> いずれにしても、 国がこの問題について真剣に取り組む必要があると思います。最近ディーゼル車から排出される微粒子と発ガン性や花粉症との関係から、 東京都がディーゼル車対策を進めていく方針を打ち出したことは評価できます、厚生労働省も通商産業省も 「安全性が立証されていない」 「規制が必要」という国民と同じ立場にたって、この問題に対処していくべきと考えます。私達、化学物質を一番享受した世代としては、 大人として、親として次世代に対してどのように説明をし、行動をしていったらよいのか? 行政として明確な指針を示してもらいたいと強く感じています。