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2012年06月21日

景観か災害対策か・・・?(建設委員会)

路地10:00 建設委員会が開会。

私は委員ではりませんが、終日傍聴。

区側からの報告事項は6件、議案の審査が1件。

私が注目したのは以下の2点。

1.文京区景観計画(骨子)について
現在文京区は景観法に基づく景観行政団体への移行を検討中でその一環として景観計画を策定し、景観形成基準やモデル地区での景観形成を図っていくとの事。

モデル地区には根津2丁目の一部地域がすでに選定され、住民によるワークショップがスタートしています。
今日の質疑では「景観も重要だが、建築物の耐震化や木造密集の解消などの災害対策を優先すべきでは?」などの意見も相次ぎ、当該地域での課題もより一層浮き彫りになりました。(写真は根津地区路地の風景)

区としても、そうした課題を認識した上で「やれることから やっていく」という趣旨の答弁でしたが、災害への備えは待ったなしでもあるので、スピーディーに対応していくことが求められると思います。

2.放置自転車対策について
昨年度、区内主要駅(18箇所)で昨年度に撤去された放置自転車の数はなんと10,066台。その前の年に比べて約1000台増えています。

放置自転車対策について要した費用は年間で約4200万円で、1台あたりで4,200円の費用がかかっています。

現在、放置自転車については利用者のマナーに訴えていくことしか術がないのが現状ですが、何らかの新たな対策を講じていく必要があるのではないかと思います。

なお、今年度はこれまで駐輪場が未設置だった丸ノ内線新大塚駅周辺、豊島区側に駐輪場ができることになりました。こ豊島区との協働で文京区では放置自転車禁止区域を設定するとの事です。

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