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2012年06月17日

宇和島さんさ。(シビック小ホールにて・・・)

DSC0328114:30 文京区民謡大会(シビック小ホール)に参加。

参加と言っても、観覧者でもなく来賓でもなく今年も謡い手として出場しました。

ふとしたことがきっかけとなって始めたことですが、もう5年くらいは続いているでしょうか・・・月に2回程度地元の三味線の先生である本条秀志先生を師匠に、お稽古に通っています。

今日チャレンジした曲は愛媛県のお座敷唄として有名な「宇和島さんさ」。

江戸時代、仙台伊達藩と宇和島藩伊達村侯の間に家格を巡って騒動が起きたとのこと。

その際、両家が顔を合わせた酒席で仙台側家臣が地元民謡「さんさ時雨」を披露。これに負けじと宇和島伊達家のお庭番吉田万助が即興で宇和島の「さんさ」を歌って対抗、これが「宇和島さんさ」の由来とされ、宇和島武士たちの勇気を鼓舞するために歌い継がれたとのことです。

民謡はその土地云々の風土や歴史を残す歌でもありますから、その意味では「謡う」ことばかりでなく日本の伝統や文化を学ぶ絶好の機会ともいえ、私も楽しんで学ばせてもらってます。

今日の大会も約100人の出場者がありましたが、ほとんどが中高年です。

何とかこうした古き良き伝統をつなぐ術を考えたいものです。

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