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2011年09月26日

重要案件が目白押し。(建設委員会)

この3連休の後半2日間は、会合などもなくお休みできました。

9月にはいってからは議会が始まると同時に地元では根津神社の祭礼もあり忙しかったので、このお休みは有難かったです。

連休明けて今日から委員会が再開です。

10:00 建設委員会が第1委員会室にて開会。

区側からは11件の報告事項があり質疑が行われました。

かなり盛り沢山の内容なので、抜粋してポイントを報告すると・・・。

1.絶対高さ制限を定める高度地区の指定(第1次素案)について。
  区民説明会やハガキによるパブリックコメントでは区民の関心が高いことが伺われました。 意見としては導入に賛成する一方で絶対高さを指定することが逆に「高い建物を誘導することにつながるのでは・・・?」 など区民の見方も様々あるとのこと。

  「建物の高さ」については、人それぞれ捉え方や感じ方が違うので「印象」ではなく客観的な物差しを作って、住民・事業者(施主) の間で共通な認識を持つことは必要であるし、紛争を未然に防ぐ意味でも極めて重要だと思います。

 今日の質疑では、絶対高さを決めるあたっての「原則値の算定式」や「原則値」によらない「制限値」を定める区域、 またバッファゾーン(緩衝帯)の設定などかなりテクニカルな話にも及びましたが、区が目指す方向性は見えてきたと思います。

 今後のスケジュールについては、とりあえず今年度は区の現状における考え方を区民に周知していきながら、 丁寧に進めていくことが示されました。

 私もここは焦ることなく、区民ほか関係者の意見を集約していきつつ慎重に進めていくことが肝要だと思っています。

2.耐震改修促進事業の拡充について。
 これまでは対象外だった細街路に面した建物についても、助成の対象となったことは大きな前進で、評価できるものです。
私の地元 根津・千駄木地区は木造密集地域でもありこの点については要望も寄せられていたので良かったです。

3.ブロック塀及び がけ等の整備促進について。
 大震災でブロックやがけに大きな被害が出たことを受け、今回 そうしたブロック塀の撤去と新たな設置費用に助成 (1mあたり3,000円~25,000円・ブロックの材質等により異なる)が出ることなったことも、高く評価。

 危険なブロック塀の確認と対応については、6月議会の代表質問で私も取り上げ区長に質問をしたところです。
ただ、細街路に面したブロック塀については助成対象外となりました。せめて撤去に関しては助成の対象にしても良かったと思います。 今後要望していくつもりです。

4.文京区公園再整備基本計画(素案)について。
 既存の区内公園・児童遊園(119ヶ所)について、地域特性や新しいニーズに合わせて9年かけて抜本的に再整備していこうという計画。
今日聞いた限りでは大胆な「再整備計画」でこれが本当に実現できるとしたら、 公園や児童遊園がかなりドラスティックに生まれ変わるものと思います。具体案が出るまでは推移を見守りたいと思います。

5.空間放射線量等の測定結果について。
 去る7月に実施された区内保育園・幼稚園・小中学校などでの放射線測定結果について報告がありました。(既に区HPでは公表済み)
専門家チームの所見では、対象となった施設の中では特段に線量が高い、低いと結論できる施設はないとの見解。
今後は、区立公園5箇所での定点測定を継続すると同時に、区立および私立の保育園、幼稚園の全施設については砂場の測定を実施し、 落ち葉堆肥については区立小中学校より1ヶ所を選定して、放射線セシウム濃度および空間放射線量を測定する。

 柏学園についても、空間放射線量の測定を実施。

 なお、放射線量に大きな変動があった場合は、専門家の助言を受け適切に対処していくとのこと。

その他の報告事項
・文京区地球温暖化対策地域推進協議会の設置について
・主要土木工事進捗状況について
・平成22年度ごみ収集量、資源回収量および・し尿収集量・処分量【確定値】について。
など・・・

16:40 閉 会

 今日は重要案件が目白押しでした。詳細については後日また、この日記にてご報告いたします。

 

 

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