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2011年05月26日

避難者のケアは最優先で。(大船渡にて・・・)

11:00 東京を出発、会派のメンバー5人とともに東北新幹線に乗車。

14:20 水沢江刺駅着、そこから先はジャンボタクシーをチャーターし一路大船渡市へ。
16:00 大船渡市役所にて、同市議会 船野あきら議員・氏家じん一議員・木川田了摩議員と合流、挨拶の後 早速市内を見せて頂きました。

 まずは、瓦礫(がれき)の集積場へ。海岸沿いにある国立公園を国の許可を得て集積場(写真上)にしたとのことですが、 全ての瓦礫を集めるにはまだ数年かかるとのことで、しかもこれをまた分別して処理するともなるとその先の目途は全く立っていないとのこと・・ ・。

 美しい国立公園内は今や瓦礫の山と化していました。

17:00 車で市内の状況を確認しながら、避難所となっている大船渡中学校へ。

 途中、水産物加工場(大船渡ではさんまがメイン)周辺では臭気がかなり気になりました。

 大船渡中避難所には現在70数名の避難者が生活しているとのことでしたが、 写真下でわかるように大型テントが設置されプライベートについては他の避難所に比べ守られているような感じがしました。

 聞くところによると、地元のロータリークラブの寄贈だそうです。

 そこでは避難所の運営に携わっているボランティアの方にお話を伺うことができました。

 現状困っていることといえば、なんといっても寒さ・ 暑さへの対策でこれから夏に向かっていく中では厳しい状況が予想されるとのことです。

 また医師不足も深刻で、特に夜間の対応には困られているようです。

 いずれも健康にかかわる問題なので、非難者のケアを最優先にして何とか早急に解決策を見つけてもらいたいと感じました。

 私達も東京に帰ったら党本部を通じて政府に要請いたいと思っています。

 

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