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2011年05月01日

民主党公認という重いハンデについて。(選挙を総括する その2)

 民主党公認 正直言ってこれについては私にとって本当に大きなマイナスハンデになりました。

 当初より逆風は覚悟していたものの、区議選は政党ではなく個人のつながりのほうが強いと思っていましたし、 「これまで積み重ねてきた活動を信じて頑張れば何とかなる!!」と高をくくっていた気持ちが自分の中にあったと思います。

 しかしながら現実はそれほど甘いものではありませんでした。

 選挙中多くの有権者の方々より「民主党には裏切られたからもうコリゴリ!!」「菅さんが辞めないと駄目だね!!」 など厳しい声を各地で頂きました。

 また、票集めに奔走していただいている支援者の方々からも「まさしさんのことを頼みに行っても、 民主党というだけで難色しめされちゃうの。」 と手詰まり感が・・・。

 結果として、私自身 何とか中位で当選は果たせたものの、 前回の選挙に比べ約500票近く 得票を落としてしまいました。

 それがすべて民主党公認が要因だとは当然思ってはいませんが、浮動票ゼロのまさに自分自身の「生の票」が出たと感じています。

 民主党候補者にとっては「自力」が問われる本当に厳しい選挙だったと思います。

 今回の選挙を通じて、区議選という末端の地方選挙においても政党色の影響を大きく受けることを肌で感じました。

 また文京区ではこの4年で人口も大幅に増加し、新有権者も増えています。

 そうした新有権者の方々にとっては今回の選挙において「民主党公認候補」は真っ先に選択肢からはずされていた可能性が大です。

 今後はそうした新住民の皆さんにも、「身近な政治家」として また「地域の代表」 としての存在をしっかりとアピールしていく必要もあると思います。

 その意味においては今回の私の選挙結果は、民主党への逆風とそれを甘くみていた私の努力不足が露呈した結果でもありました。

 謙虚にそして前向きに捉えて、今後の課題としたいと考えています。

 

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