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2010年09月28日

決算審査始まる。(初日は総括質疑)

10:00 決算審査特別委員会(初日)が開会。

 18名の委員で構成されるこの委員会が21年度決算について、1週間に亘り審議を行います。

 初日の今日は、区側の総括説明を受けての各会派による総括質疑が行われました。

 私たち民主クラブからは山本かずひと幹事長が質疑に立ちました。

○山本議員の質疑のポイントと答弁によって明らかになったことは以下の通りです。
1.21年度の重点施策について
  「グループ保育室運営」「妊婦歯周疾患検診」「文の京おせっかい収集隊」など、他の自治体では実施していない事業を展開、好評。

2.経常収支比率など財務諸表の分析について
    財政の弾力化を示す経常収支比率については前年度に比べても3.5ポイント改善、 適正水準を維持している。しかしながら今後は景気低迷の影響などもあり厳しい財政運営が予想される。引き続き行財政改革を進め、 基金や起債も活用しながら中・長期的な視点に立った健全財政を目指す。

3.特別区民税など区税の今後の動向について
  近年は納税義務者数の伸びも鈍っている。またリーマンショックの影響が直接表れる今年度(22)以降、極めて厳しいものになると認識。

4.人件費について
  団塊世代の職員の大量退職による退職手当の増(総額で26億6700万円)という要素はあったが結果k的には、人件費全体で前年度比1. 6%の微増で済んだ。

5.基金について
  21年度末における文京区の基金残高は522億5300万円。今後、社会保障関係経費の増加に加え、 区有施設の整備や改築など大きな財政需要も見込まれており、単年度に大きな財政負担にならないよう、基金の一層の効率的な活用が必要。

16:15 各会派による総括質問を終了

 その後、予算執行の実績報告書(決算書)に基づき一般会計歳入についての質疑が行われました。

17:00 初日の質疑を終了

 明日審議2日目が再開されます。

 

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