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2009年03月16日

岐路に立つ湯之谷やまびこ荘。(予算委員会4日目)

10:00 先週に引き続き予算審査特別委員会(第4日目)が開会。

 今日は主に区民費・産業経済費・民生費などについての審査が行われました。

 私が注目したのは区民費、新潟県魚沼市にある区営山村体験施設「湯之谷やまびこ荘」について。

 菊見直広議員(自民)が質疑に立ちました。

  長年に亘り区民の山村体験施設としての役割を果たしてきた「やまびこ荘」ではありますが、 近年はその運営にも課題が生じています。

  平成19年度の宿泊実績は6,376件で、年間利用率は36.2%、区民の宿泊利用については全体の約50% で残りは魚沼市民による利用であったとの事。

 全体の利用率もまた文京区民による利用も低迷していることが伺われます・・・。

 これまで区民向けの山村体験として文京区が独自に行ってきた事業も、近くのスキー場運営組合に事業を委託するとのことです。

 来年度のやまびこ荘関連予算は8千453万円。

 費用対効果の面では今後の施設運営にも課題が残ります。

 それでも今日の質疑では「山村体験」については意義があるものと議会からも肯定的な意見が寄せられました。

 写真はやまびこ荘から見た魚沼市の風景(昨年訪れた際に撮影しました)。

 魚沼市は大自然に恵まれ、市民は心豊かで明るさに満ち溢れています。

 やまびこ荘のあり方については岐路に立たされているといっても仕方ありませんが、「魚沼市との交流」と区民の「山村体験の充実」 という視点では是非とも前向きに捉え、新たな交流の展開を図っていくべきものと思っています。

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