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2008年09月26日

全議員一致が原則です。(意見書等調整小委員会)

11:00 意見書等調整小委員会が議会会議室にて開会。

 委員会の構成は各会派一人づつで我が会派からは山本かずひと政調会長が出席。

 意見書とは議会の総意として政府や東京都また関係機関などに提出する要請書のことで、 文京区議会では全議員が一致しなければ採択されません。

 ゆえにに重みのあるものです。

 今回は各会派より9本の意見書案が提案されました(写真)。

 慎重審議の結果、4本の案が各会派(全議員)一致のもとに採択されました。

 我が会派からは2本を案として提出。

 うち、私が一般質問で主張した「公的年金からの特別徴収制度の一部見直しを求める意見書案」は意見がまとまりませんでしたが、 もう1本の「(仮称)協働労働の協同組合法」の速やかな制定を求める意見書案」については、各会派の理解を得て意見が一致しました。

 協働労働の協同組合とは、株式会社でもなくNPO法人でもない「新しい働き方」を根本に据えた法人格・組合で、 福祉や介護の分野を中心にその裾野は近年急激に広がり、社会貢献の一翼を担っています。

 しかしながら、その位置づけは不明確で法律に基づく根拠が求められています。

 国政においても超党派で議員連盟も立ち上がりましたが、法制定に向かっては温度差があるようです・・・。

 そうした現状を後押しすべく、文京区議会の総意として意見書が全議員一致でまとまり政府ほか関係省庁に要請できるに至ったことは、 大いに意義があったと思っています。 

 

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