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2008年04月04日

治す医療から支える医療へ・・・。(総支部政務調査会)

8:00  民主党東京第2区総支部政務調査会主催の勉強会に出席。

 今朝は「長寿医療制度と今後の地域医療」について浅草医師会の野中 博医師を招きお話を伺いました。

 野中先生は浅草にて地域医療に従事すると共に、 政府の審議会委員や日本医師会の理事も経験するなど日本の医療現場の実情を知るたいへん貴重な存在です。 こうして私達のため朝の忙しい時間を割いて対応していただいたことに感謝です。

 

今朝の勉強会のポイントを箇条書きにまとめてみました・・・。

○テーマは「高齢者が住みなれた地域で安心して暮らしていくためには、治す医療から支える医療に転換していくことが必要だということ。」

1.切れ目のない医療・介護の連携の必要性。(高齢者の生き方をトータルで支えていくこと。)

2.医療機関(病院)が退院後のケアを重視し、地域の医療に安心して帰してあげることに力点を置くことが大切。

3.共助について考え直す。(地域の助け合いがあればコストはかからない。生活機能の低下をみんなでチェック。)

4.どう治すか?ではなく予備軍を減らすという発想が大事。(病院と地域医療機関で連携して高齢者をケア。)

5.地域の医師が国民から選ばれる時代へ。(かかりつけ医は制度ではなく役割として認識されるべき。)

などなど・・・野中先生のお話しを伺う中で地域医療の今後の進むべき方向性が見えてきたような気がしています。

参加した各議員からもいろんな質問や意見が飛び交い、有意義な勉強会となりました。

国民に最も身近かにいる私達地方議員がもっと真剣に医療について考え、 高齢者を守っていく姿勢をしっかりと持っていかなければならないと改めて実感です。

 

 

 

 

 

  

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