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2008年03月20日

質問時間の公平性について・・・。(予算審査を振り返る)

 今日は祝日で議会はありませんが、一昨日終了した予算審査について振りかえってみたいと思います。

来年度予算案については賛成多数で委員会を通過しました。(私達民主クラブも賛成しました。)

しかしながら、委員会の運営については私自身不満を覚えています。

 それは各委員の質問時間が公平に担保されなかったという点です。

 文京区議会では、各委員の自主性を重んじるという観点から委員会での質疑時間についてはそれぞれの良識に委ねられており、 質問時間の制限は設けられていないのが現状です。

 残念ながら今回の予算審査にあたってはそのルールが崩れ、委員間での時間に公平性を欠く結果となってしまいました。また、 質疑後半においてはメインとなる「教育費」についての審議を充分に行うことができなかったという事態を招くことに・・・。

 私自身も(1)盲人用音声読み上げ装置導入(2)根津地区のまちづくり(3)バリアフリーパートナーの今後についてなど、 それぞれに準備をし質疑時間をとって議論を深める予定でしたが、審議の遅れを理由に時間短縮を委員長より促され、 結果として満足いく答弁を得ることが出来ませんでした。

 委員それぞれが質問時間を充分に取りたいとの思いは当然ですが、ルール無視が横行したり、 またそのことが委員会運営に混乱をきたす事態を招くことになるとしたならば大問題です。

 このようなことが繰り返すようであれば、 国会に習って会派別に質疑時間を割り当てるなど公平性を担保する仕組みを作っていくことが必要となることでしょう。

 この問題については今後の動向を見据え、私自身も強く主張していこうと思っています。

 

 

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