18:00 本郷にあるホテル機山館で行われた「文京リトル・シニア球団 卒団式」に出席。
同球団は小・中学校生のための区内唯一の硬式野球クラブチームで何と37年の歴史と伝統を誇ります。
私も実は卒団生の一人で現在は球団相談役を務めさせてもらっています。
こうして毎年この会にお呼ばれするたびに30年前、汗・泥まみれになりながらも白球を追っていたあの頃を私自身思い出しています。
めでたくも今日も11名の中学生達が球団を巣立っていきました。
文京リトル・シニア球団はこれまで37年間の歴史の中で、プロ野球界ばかりでなく数多(あまた)の人材を世に送り出してきました。
「野球を通じて人格を磨き・社会に貢献する人材を育てていくこと」そうした球団が掲げる目的の通り、私達が学んできたことは「あいさつ・
礼儀・言葉遣い・人を思いやる気持ち」など人として、また大人になっていくうえで必要かつ基本となる行動規範でした。
悔しいとか、辛いとか、はたまた嬉しいとか・・・そんな感情を初めて自らの胸に刻み込んでいったあの頃は、まさに自分にとって 「人生での原点」でもあり、指導をしてくださった監督・コーチその他球団関係者の皆さんには今更ながら感謝の気持ちで一杯です。
37年経った今もその考え方は子供達に受け継がれており、今日も恒例の「卒団する子供達による思い出を語る作文発表」 の場面では異口同音に「監督コーチから野球ばかりでなくあいさつ・礼儀・言葉遣い、そして他人を思いやる気持ちの大切さを学びました。」 という言葉を聞くことができました(写真)。
受け継がれていくことの大切さ尊さを身近かに感じることができ、私も感無量です。