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2007年10月10日

障害者就労が一歩前進・・・?(決算審査特別委員会から)

10:00 決算審査特別委員会が再開。今日で5日目の審査ですが日程は大幅に遅れています・・・。

 今日は高齢者や障害者福祉、保健衛生費関係についての質疑が行われました。

 我が会派からは松下純子議員が障害者の就労支援事業について質疑に立ちました。
 内容を抜粋すると以下の通りです。

 昨年度(18年度)、区が支援した障害者の就労実績は1名。その後今年5月にシビック5階に「就労支援センター」を開設(写真)。 そしてこの9月末まで5ヶ月間の実績は相談が843件、就労についても7名の実績が出ました。

 飛躍的な前進だと思います。しかしながら障害者にとっては職に就くことと同じくらいにハードルとなるのが「定着すること」、 そのような意味では就労後のフォローアップは支援センターの重要な役割のひとつと言えましょう。また、 受け入れる企業側の環境整備も大きな課題で障害者が働く環境はまだまだ充分とはいえないようです・・・。

 まずは区が率先して障害者の雇用に努めることを我が会派から提案しました。 また区が委託契約する事業者に障害者の雇用を促すことも必要で、図書館、給食調理、 清掃などの現場で障害者の働ける場を確保することも充分可能かと思われます。

 ちなみに千代田区では庁舎の1階の障害者が作るパン屋さんが好評、 豊島区では放置自転車の修理など周辺自治体でも障害者の雇用は活発に進められています。

 今日の区側の答弁も「今後区における障害者の雇用についても検討する。」との前向きな答をもらいました。

 一歩前進です。千代田区のように障害者のみなさんが活き活きと働けるような場の確保を目指し、 今後我が会派もこの問題について真剣に取り組んでいきたいと思っています。

 

 

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