« きょう一日。(地元から・・・) | メイン | 13議案が可決成立!(本会議から) »

2007年09月30日

どうなる?高齢者医療費制度。

 今日は「後期高齢者医療費制度」についての報告です。

 過日行われた厚生委員会でも議題となりました。この制度、 75歳以上の高齢者の医療保険を一本化する制度ですが保険料徴収の対象者の拡大や負担増など制度の是非を含め大きな問題になっています。 また保険者も市区町村単位から都道府県単位に移行、東京では「広域連合」 という機関と議会を作って保険料など詳細について11月までに決定することとなっています。

 そんな折りしも、新聞報道では福田新総理がこの医療制度の負担に関し凍結検討を公言。 をまたそれを受けて厚生労働省が1000億円の国庫負担増を発表するなど、政府与党内でも「せめぎあい・足並みの乱れ」が生じています。

 私達現場にいるものにとっては「文京区の高齢者にいったいどれほどの影響が出るのか?」というのが早く知りたいところ・・・。 保険料は広域連合単位で一律ではありますが、都心部は国からの交付金が他県に比べ少なくなるとも言われています。

 区民の健康と生活を守る立場からは看過できない状況です。

 11月には広域連合議会が開催され、保険料に関する条例などが提案されるとのことです。 我が文京区議会厚生委員会ではその前に委員会を招集し、詳細について報告を受けるとともに意見を調整する予定です。

 

バックナンバー