« 17年度決算を賛成多数で認定。(区議会第3回定例会最終日) | メイン | 盲人福祉協会意見交換会。(区民センターから・・・) »

2006年10月18日

区内NPO法人について現況調査。(都庁へ・・・)

10:00 議会広報小委員会に出席。次回発行される「区議会だより」(第3回定例会の周知記事が中心) の原稿について小委員会メンバーで内容確認と校正を行ないました。

12:00 都庁へ・・・。文京区内におけるNPO法人の活動状況について調査に行きました。

 平成10年12月に「特定非営利活動促進法(NPO法)」 が施行されてから8年近くの間に東京都が認証するNPO法人も優にに5000件を超えたと聞いています。 文京区でも区の事業をNPO法人に委託することが多くなってきました。 まさに区民の手による公益活動の担い手としてその存在は今後も一層注目され、そして期待されていることと思います。

 文京区内でも様々なNPO法人が設立され活動しているようで、 その実態を知るべくNPO法人を所管する東京都生活文化局都民生活部を訪れたのですが、 必要とする資料などはなかなか入手することはできませんでした。(残念・・・!)

 ちなみに都民生活部では昨年3月に「特定非営利法人ニーズ把握調査」なるものを行なっています。
その<調査結果>を要約すると以下の通りです。
1.法人資格取得時期については「平成15年」が最も多く26.1%。
2.会員数は「10人~20人未満」と「20人~50人未満」を合わせると全体の半数以上になる。
3.活動区域については「都内の限られた地域」が最も多く34.7%
4.収入源については「会費収入」が最も多く72.3%。活動上の問題についても「法人運営上の財政的な問題が最も多く72.3%。 とどこも運営が厳しい状況が見て取れます。
5.行政に期待する支援策については「運営費や事業費に対する補助金制度」が最も多く68.0%。

 今後もNPO法人はさらに増加することが予想されます。行政の役割を保管する団体としてまた新たな公益活動の担い手として・・・ 文京区としてもNPO法人の活動評価とその活用を今後も今まで以上により積極的に推進していかなければなりません。

バックナンバー