« コスト削減と排出抑制。(決算審査3日目・印刷物について) | メイン | 木造密集地を再生する!(決算審査5日目) »

2005年10月20日

自動交付機に期待!(決算審査4日目)

 10:00 決算審査特別委員会開会。昨日一日、休会を挟んでの再開です。

 今日は主に区民費・産業経済費・民生費(一部)についての審議。主な審議内容は以下の通りです。
1.各種証明書自動交付機について。
シビックセンター2階に設置された自動交付機(写真)。住基カード普及とIT化推進のために2年前からモデル事業として実施されました。 文京区もこのモデ
ル事業に参加、国の費用で2年前交付機が設置。しかし実績はまだ580件と今ひとつの状況。

 費用対効果で今後を危ぶむ声もありましたが・・・私としては「将来的には期待がもてる!」と発言しました。

 実際、大阪市の羽曳野(はびきの)市などのIT先進自治体では街中にこの交付機が置かれ市民サービスの便利性に寄与しています。 今後文京区でもIT社会に向けての資本の投下という意味においても推し進めていかなければならない分野であることは事実です。

 国のモデル事業に参加をしたという意味も含め、5年いや10年先を見越した対応をしてもらいたいと区に要望しました。

2.高齢者防犯出前講座について
 高齢者をターゲットとしたトラブル・詐欺事件などの犯罪が急増しています。
これらの自体を受けて、消費生活センターでは電話対応など人員配置体制を一層強化、 また高齢者クラブなどの関係団体の活動先に出向き注意を促す「防犯出前講座」を実施。大きな効果を挙げているようです。

3.商店会加入者に対する融資優遇措置について。
 商店会の発展には先だって制定された「商店会加入促進条例」を最大限活用。イベント補助など従来の施策に加えて、 商店会に加入した会員には新たな融資制度(売り上げ落ち込み10%以上が条件)について利用優遇。
 など総合的な商店街活性化施策を展開し活性化を図る。

17:00 委員会が閉会。
  
  明日は民生費(残り)・衛生費・都市整備費・土木費などについて審議。あらかじめ決められていた日程と比べ、約半日遅れです。

バックナンバー