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2004年11月08日

景観賞について審議。(文京区景観審議会から・・・)

13:00 文京区景観審議会が開催。私も委員の一人として出席しました。

 以前にもこの日記でご紹介しましたが、景観審議会は篠原修東京大学工学部教授を会長として、学識経験者、公募区民、 そして私達区議会議員など、20名の多様な立場の委員構成により文京の景観行政の指針を考えていこうとする区長の諮問機関です。

 今日は年に一度の景観賞の選定のための審議が行なわれました。
景観賞は①景観創造賞 ②ふるさと景観賞 ③景観づくり活動賞 の3賞。

13:00より候補地の視察、15:30より3賞の選定審議および決定がなされました。

 写真はふるさと景観賞候補地・須藤公園を訪れたときのもの。

 結果として①景観創造賞は講談社社屋 ②ふるさと景観賞については御茶ノ水から望む神田川 ③景観活動賞は あるく・さぐる・ えがく~文京を描く会 が受賞しました。

しかし審議の過程においては各委員の議論が喧々諤々(けんけんがくがく)
そもそも景観という概念が抽象的な故に各委員の意見も分かれるのも無理ありません。 それでもこれまで審議会で積み上げてきた議論のもとに結果についての合意が得られたことは評価できることと考えています。

 景観に対する区民の意識醸成、区として景観をどう考え捉えていくか?
未成熟な面は多々ありますが・・・今後は景観審議会での議論を中心に一歩一歩進めていくしかありません。

 この審議会が文京区の景観形成におけるリード役として寄与していければと感じます。 

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