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2003年11月28日

教育特区を申請。(文教委員会から。)

文京区が構造改革特区の第4次受付に教育特区を申請したことが、今日開催された文教委員会で明らかになりました。

特区申請は2件
1.ゆとり教育「土曜日特区」
現在休日とされている土曜日を「総合的な学習の時間」や「学力向上」のために授業ができるようにするもの。

2.「最先端の生涯学習を実現する文京区まるごとキャンパス特区」
区民大学の受講者や大学との連携による講座の受講により、国家資格などの資格要件としての単位認定が受けることができるようにすること。
生涯学習司や防災司などの新たな公的な資格を創設すること。
など・・・。

 構造改革特区はこの第4次の申請以降は先の目途が立っておらず、直近ではラストチャンス。そうした中での教育長の判断の下、 教育委員からの了解も得て、申請を決断したとの事ですが委員会では共産党委員などを中心に異論が出ました。 主に手続き論や事前説明を怠った議会軽視という観点によるものです。内容についてのものではありませんでした。

 手続き的に多少不備はあったにせよ、私はこの判断は正しいものだったと考えています。

 私たち新生クラブからは増子委員が発言「手順を踏んでいくことは大切だが、 時として必要な判断をスピーディに下しチャレンジしていくことも重要。申請はあくまで申請であって認可されかどうかは未知。今後、 区民からの意見を吸い上げつつ議論していけばいい、選択肢が広がったという認識を持つべきだ。」と・・・。

 正しい意見だと思います。

 煙山区長は「文京区を日本一の教育のまちにする。」と明言したわけですから固く重い決意をもって事に望むべきです。

 そのような意味から考えるならば、特区申請しない事のほうがなんだか矛盾しているような気がする訳で、 今後の区民を巻き込んでの議論に注目したいと思っています。

 結局今日は、文教委員会は予定案件の質疑・審議が終了せず月曜日に再び委員会を再開することになりました。

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