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2003年09月12日

新行革計画示される。(分権・自治制度特別委員会から

 各会派の代表質問も終わり、今日から各委員会での審議が始まりました。
午前10時より、地方分権・自治制度調査特別委員会、清掃・リサイクル調査特別委員会の2委員会が並行して開催。

 特に分権・自治制度委員会では「文京新生いきいきプラン」なる今後の文京区の行革計画の素案が報告され、白熱した議論に・・・。

 同素案では職員定数の削減・施設の適正配置など5年間のスパンで、かなり思い切った計画が示されています。

目標値としては
1.職員数を5年で300人削減。人件費比率(経常収支比率のうち人件費  の占める割合)を35%に抑制。(現在は41.1%)

2.利用度の低い「寿会館」などを廃止し、区民会館・生涯学習館などと統  合。地域交流館としてリニューアルする。 廃止した後は転活用または売  却も視野に入れ検討する。

職員の削減はともかくとしても、既存の施設の廃止については利用者の立場からすれば多少異論もあるかも知れません。しかしながら、 他の自治体に比べ文京区は施設数も多く、しかも小さな施設が混在しているのも事実。
地域における配置についても、距離的問題など利用する上で大きな不便をきたさないのであれば、エリアを選定し、 施設の統合を図ることは必要だと考えます。

 今日の議論の中では、区民の声をどう聞いていくか?、区民に対してわかりやすく、丁寧に説明する必要があるなど、 最終案を作っていく上でのプロセスについての重要性やシビックセンターや学校などの教育施設の有効活用についての必要性なども問われていました。

 ちなみに素案で示された廃止予定の施設数は・・・
寿会館 8館
区民会館(地域活動センターなど)5館
その他(生涯学習館など)4館 

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